ビューティニュース

【プロ監修】お風呂でダイエット!痩せるお風呂の入り方【-8kg】

更新日:

無理のないリズムで、痩せやすい身体作りを目指したい! 普段の生活にプラスするだけで心も体もハッピーになる秘密の入浴法を、美容好きの温泉ソムリエが独自視点で解説します。「無理なく、楽しく、心地よく」バスタイムを楽しめる、手軽なオススメ入浴剤もご紹介します。

自宅のお風呂できちんと温泉効果が欲しい

自分へのちょっとしたご褒美や肌改善、彼との旅行など、年に一度は温泉旅行を計画する人も多いはず。実際、日本には美肌効果が高く「美人の湯」と呼ばれている素敵な温泉がたくさんあります。

温泉ソムリエテキストには「ダイエット入浴法」というものが掲載されているのですが、私自身温泉が好きすぎるあまり、自宅でも「ダイエット入浴法」を再現したいというワガママな思いがありました。そこで本来の時間を短縮して、より簡単にアレンジした入浴法をスタート。少し意識を変えるだけで、自宅でも手軽に温泉効果を楽しめます。

Image title

昨年末、実は少し太り気味でしたが、今年に入りアレンジ入浴法を実践。2018年1月~5月までの5ヶ月間で、なんとマイナス8kgを達成しました!(※効果には、個人差があります)騙されたと思って、まずは試してみてください。

Image title

ダイエット入浴法って、どんなもの?

「ダイエット入浴法」と聞いて多くの方がイメージするのは、心臓に負担をかけずにカロリー消費ができる「高温反復入浴法」です。こちらは文字通り、高温のお風呂に出たり入ったりを繰り返すもの。約20分の入浴で消費されるカロリーは、ランニング1時間程度に匹敵するとも言われており、デトックス効果や美肌効果など嬉しい効果を期待できます。

【高温反復入浴法】(お風呂の温度は、41~43℃)

まずは温めのシャワーや掛け湯で、お湯に体を馴染ませましょう。

1 約3分 肩までゆっくり全身浴をします。
2 約5分 休憩しながら体を休めます。この間に髪を洗うなどします。
3 約3分 再度、肩までゆっくり全身浴をします。
4 約5分 再び休憩します。かかとや角質ケアをしながら過ごすのもオススメ。
5 約3分 最後の全身浴を行ないます。
最後に冷たい水をかけると毛穴がキュッと引き締まり、保温効果も高まります。

Image title

こちらの入浴法も非常にオススメなのですが、私が実践しているのは「褐色脂肪細胞活性化入浴法」と呼ばれる方法をアレンジしたもの。漢字が並んでいるので一見難しそうなイメージがありますが、入浴方法は簡単です。そもそも「褐色脂肪細胞」とは、太りにくい体質にしてくれる細胞のこと。この細胞は、首の後ろ・肩甲骨・わきの下などにあります。ここを「温冷交互浴」で活性化させることで、痩せやすい体質づくりをサポートし、無理なくダイエット効果を期待できます。

実は簡単! 褐色脂肪細胞活性化入浴法とは?

【褐色脂肪細胞活性化入浴法】(お風呂の温度は、41~43℃)

1 約3~4分 肩までゆっくり全身浴をします。
2 「首からみぞおちまで水シャワーを30秒→お湯シャワーを30秒」を5セット行ないます。
3 約3~4分 その後、再び全身浴を行ないます。
4 約5分 休憩しながら体を休めます。リラックスしながら過ごしましょう。
5 約3~4分 最後の全身浴を行ないます。

水シャワーは20℃弱。お湯シャワーは42℃が理想です(*心臓付近を水シャワーで刺激するときは、少しずつ体にかけていくなど、十分に気をつけて行なってください)。

お風呂の温度を42℃に設定するとランニングに相当する消費カロリーがあると言われています。厳密にはこの入浴法を1日2セット行ないます。さらに「褐色脂肪細胞」を刺激するため肩甲骨を動かすように意識して入浴中に肘などを回してみるのも効果的です。しかし、自宅で毎日続けるいは面倒なルールは禁物! 私自身は、最後に行なう「約5分 休憩」→「約3~4分 全身浴」を省いた時短verの入浴法を実践しています。

〆の一手間で、すっきりボディへ!

お風呂ではリラックス効果も得たいので、何よりも自分の体が気持ちいいと感じることが大切。そのため私は、無理のない範囲でできる時短verの「褐色脂肪細胞活性化入浴法」を実践しています。さらに入浴効果をアップさせたいので、「3:約3~4分の全身浴」の際、愛用しているカッサで一気にリンパを流しているのですが、この一手間がとても重要! カッサがない場合はセルフマッサージを行なうなど、心地いいと感じる程度にお試しください。この一手間で、翌朝の体の軽さが変わります。

Image title

コンビニアイテムでより楽しく、ハッピーに

バスタイムで忘れてはならないのが、手軽に温泉効果を楽しめる入浴剤です。コンビニで販売されている小分けの入浴剤は非常に便利。コンビニで取り扱っているものは、値段も手頃で¥100~200が中心です。お財布に優しく、経済的なのでこれらを利用しない手はありません。中でも、愛用しているのは「バブ エピュール」シリーズと「きき湯」シリーズ。入浴剤の定番ではありますが、疲労感やダルさに効いて全身がスッキリします。種類も豊富で充実しているので、いろいろ試して自身に合った入浴剤を探してみましょう。

Image title

(左から順に記載)
バブ エピュールローズマリー&ユーカリの香り 50g ¥180<医薬部外品>/花王
②バブ エピュールシダーウッド&マンダリンの香り 50g ¥180<医薬部外品>/花王

Image title

(左から順に記載)
①きき湯バスエステ フレッシュシトラスの香り 50g ¥200<医薬部外品>/バスクリン
きき湯ファインヒート スマートモデルホットシトラスの香り 50g ¥150<医薬部外品>/バスクリン
きき湯ファインヒート グレープフルーツの香り 50g ¥150<医薬部外品>/バスクリン

手軽に、お得に。自宅のお風呂が「美人の湯」に大変身!

さらなる秘密兵器は、自宅できるオリジナル入浴剤。作り方は簡単です。お湯の中に重曹(食用)を入れるというもの。これだけで、「美人の湯」に近い成分のお風呂ができあがります。温泉にはきちんとした成分定義があるので、厳密には同じものとは言えませんが、入浴は無理なく楽しみながらリラックス効果を得ることが大切。

ご自宅のお風呂(約200L)の大きさであれば、重曹は軽くひとつまみ程度(約15~20g)くらいから始めてみるのをオススメします。これだけで、かかとの角質が落ちやすくなる他、ピーリング効果や美肌効果を期待できます。重曹は多少なりとも肌への負担があるものなので、少量から始めて自分の肌に合う量を知ることが大切。入浴後は、水分補給と保湿を忘れずに行いましょう。(※週に1~2回の入浴からスタートしてください)

Image title

冷えや乾燥が気になる秋冬こそ、ボディケアを念入りに。丁寧にケアすれば、洋服を脱いだ瞬間に圧倒的な差がつきます。「無理なく、楽しく、心地よく」。自宅のお風呂でリラックスしながら、痩せやすい身体作りを目指しましょう!

Edited by 加藤 朋子

公開日:

こちらの記事もおすすめ