2大保湿アイテム【クリーム＆乳液】の疑問を徹底解説！

貴子先生

乳液、クリームともに肌に油分を補給し、水分を閉じ込めるという役割を持っています。どちらも水分と保湿成分でできていますが、乳液のほうが水溶性保湿成分（NMFやアミノ酸）の含有量が多く、クリームのほうが脂溶性保湿成分（セラミドや脂肪酸）の含有量が多いという特徴があるんです。

貴子先生

化粧水で補った水分を閉じ込める目的で、どちらかは使うべきです。こっくり濃厚な乳液もあればさっぱりした使用感のクリームもありますから、テクスチャーや目的、肌悩みでチョイスするといいでしょう。

岡部さん

一般的に、トリートメント成分を多く入れやすいのは油性成分の多いクリーム。肌をしっかり保護して栄養補給したいときはクリーム、みずみずしくしなやかな肌に整えたいときは乳液と使い分けてもいいし、もちろん併用してもいい。自分の肌状態に合わせることが大事です。

貴子先生

導入美容液と同じような働きですが、一般的に美容液は保湿効果が低く、乳液は保湿効果が高いという違いが。先行型乳液でないものを化粧水より先に使うと、化粧水の浸透を妨げることもあります。メーカーの提案する使用順序を守ったほうが、化粧品の効果もアップしますよ。

岡部さん

コットンで塗ると、細かい凹凸のある肌のすみずみまでなじませられるという利点はあります。でも手でしっかり塗れるのであれば、必ずコットンを使わないといけないということもないです。とはいえコットンのほうが塗りやすい処方の乳液もあるので、商品にもよりますね。