人気美容家電「INAZUMA」のワザを手で再現してあごずれを正す【INAZUMA(イナズマ)ハンド】
教えてくれるのは…
柔道整復師
山口良純さん
触るだけで顔の形を変える頭蓋骨輪郭矯正のゴッドハンド。俳優、モデル、タレントなど数多くの著名人の小顔メンテナンスを手がけている。
2年間のマスク生活であごが前にずれて顔が大きくなっている
長年、小顔矯正施術をしてきた山口さんは、マスク生活で多くの人の顔が横に広がり、大きくなったと感じているという。
「一番の変化は食いしばりによる筋肉のこりが巨大化していること。長期間のマスク生活、ストレスや猫背などが原因であごが前へずれ、食いしばりの範囲が奥歯から犬歯まで広がっている人が少なくありません。筋肉のこりが広範囲になり、顔が上下左右に大きくなっています。小顔にするには、筋肉のこりを取り、顔を引き上げるための筋力を取り戻すことが重要です」
あごがずれると大顔になる仕組み
食いしばりがひどくなり、嚙むための筋肉=咬筋にこりがたまるとあごが前へとずれる。すると頬も前にずれて、耳から小鼻までの幅や耳からエラの間隔が広がり顔が縦にも横にも大きくなる。
【解決策】あごのずれを正すには筋肉のこわばりを取ること!
食いしばりやストレスで頬のまわりやあごの筋肉が緊張すると、あごがずれて顔が大きくなる。小顔にするには、筋肉のこりを取ってあごを元に戻し、顔を引き上げる筋力を取り戻すことが大事。
横隔膜深呼吸(準備)+INAZUMAハンドこの組み合わせが効く!
横隔膜を動かす深呼吸で、毛細血管の血流を促して小顔のベースをつくる。次に、顔を下げる3大原因筋であるエラ、あご、首の筋肉をINAZUMAハンドの手技でほぐし、仕上げの舌回しで舌の筋力をつけてリフトアップ。
やり方のポイント
顔が下がっている側より、反対側を多めにやったほうがこわばりが取れる
片側のたるみだけが気になる場合は、下がっている側ではなく反対側の回数を増やす。上がっている側の筋肉のこりを取ると筋力が均等になりバランスのよい小顔になる。
【準備】全身の筋肉のかたさを取る“横隔膜深呼吸”
美顔器INAZUMAの縦横無尽に筋肉を走る電気刺激が血行を促進するように、横隔膜を使った深呼吸で筋肉や筋膜まで血流を促す。
【1】胸を開きながら息を4秒で吸う
胸を上に向けながら、両手を開いて横隔膜を広げたら、鼻から4秒で息を吸う。そのまま1秒止める。座って行っても、立って行ってもOK。
【2】体を丸めて横隔膜を縮め息を吐く
横隔膜を縮めるようにしながら体を丸め、6秒かけて口と鼻から息を吐き出す。【1】と【2】を3~5回くり返す。
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INAZUMAハンドで小顔をつくる
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