連載 VOCE×ハロプロ #ハロビュー

【飯田圭織】いつモーニング娘。のステージに呼ばれてもいいように準備はできています

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3日間ベッドで寝てないこともザラだった現役時代

飯田圭織さん

――そんな“修造魂”で成し遂げたことには、どんなことがありますか?

飯田
「当時を振り返ってみて、熱い想いがなければ絶対に達成できなかったと思うのは絵画の個展です。開催時はモーニング娘。として忙しさのピークだった時代でしたし、『タンポポ』というユニットに属していたり、ソロ活動もやっていたので、スケジュール表がお仕事でびっしりと埋まっていました。そんな時期に絵の制作をしなくてはならず、締め切りを守るには寝ないという手段を選ぶしかありませんでした(苦笑)。でも、大好きな絵画で個展を開くというチャンスをいただき、なにがなんでも成功させたいという強い想いがあったので、当時は、寝なくてもへっちゃらでしたね。夜仕事を終えてヘロヘロで帰宅して、寝ずに制作に没頭して、気づいたら朝に。そして、そのまま仕事に行くという日々が続きました。「あれ? もう3日ベッドで寝てないかも」みたいなこともザラ! でも、高いハードルほど燃えるというか、ゴールに向かって全力で走り続けることが気持ちいいと感じるタイプなので、無事に個展を開催することができました」

――現役時代には大変な仕事も多かったと思います。「もうイヤッ」と投げ出してしまったことはありますか?

飯田
「それがないんですよ。一度たりとも。「もう無理!」と諦めるというスイッチが飯田圭織には備わっていないみたいです(笑)。黙々と努力して、淡々と習得していくのが苦手ではないんでしょうね。当時、ソロで、フランス語、ギリシャ語、イタリア語、ポルトガル語、英語、日本語という6ヵ国語の楽曲が収録されたアルバムをリリースしました。でも、語学の先生はいなかったんです!! それぞれの国の言葉で歌っているデモ音源をもらい、耳で聞いて、歌詞に自分でフリガナを書き入れ、なんとかおぼえなければなりませんでした。こんな無理難題と思えるようなこともクリアして日本語以外の5ヵ国語の歌詞をおぼえて歌うことができたのだから、なにごとにも不可能はないって思いましたね(笑)」

あの頃。と変わらなすぎる!? 大人カオリンの写真をさらに公開!

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またモーニング娘。のメンバーとステージに立つ可能性は?

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