セルライトは“ほぐし”なくして、サイズダウンはありえません!
■教えてくれたのは……
筋肉デトックスマッサージ&脂肪とりグローブの生みの親
理学療法士 小野晴康先生
ソリデンテ南青山代表。理学療法の理論をベースに独自の痩身マッサージメソッド「ミオドレ」を考案。多くのモデル、女優が駆け込む、ボディメイクのカリスマ的存在。
肥大化した脂肪を最小化!? セルライトほぐしで憧れの美腹になる!
元祖・ほぐしケアといえば筋肉をデトックスするマッサージ法「ミオドレ」。筋肉にアプローチすると同時にセルライトをつまんでほぐして、おなかまわりの脂肪をガツンと落とす。
セルライトはつまみ倒せば小さくなる
セルライトの正体は肥大化した脂肪。このデブ脂肪をつまんでほぐせば、セルライトがつぶれて元の小さな脂肪に。腹部の筋肉内の脂肪もかき出されて、サイズダウン。
デブ化した脂肪がセルライト
肥大化した脂肪=セルライトは細胞の異常発達状態。体は細胞を守るため、脂肪のまわりに網目状に硬い繊維をはりめぐらす。セルライトがボコボコして見えるのはこの繊維のせい。
セルライトほぐしで脂肪を最小化
つまんでほぐすとセルライトまわりの硬い繊維が切れ、脂肪細胞が元の大きさに戻り、サイズダウン。脂肪につぶされていた血管も広がり血流がアップして老廃物も流れやすくなる。
ここをほぐせ!! おなかまわりのセルライトスポット
体の正面でセルライトがつきやすいのは、わきの下から腰までのわき腹。そしてぽっこり出やすい、へそまわりの下腹。
おなかまわりがもたついて見えるのは、腰まわりについた脂肪も一因。腰まわりの脂肪をとると、くびれがキレイに出る。
気になるところを選んでやれば、ぐんぐん細くなる!! おなかの部位別【セルライトほぐし】
ほぐしと筋肉のデトックスを同時に行って痩せスピードをアップ。お風呂で体を洗いながら、入浴後ボディクリームを塗りながら、セルライトほぐしを習慣に。
【下腹】
1.股関節を押す
股関節の中央に両手の指先を当てる。指に体重をのせるようにして、股関節を強めに5回押す。反対側も同様に。
■時間がないときはココだけでもOK
2.下腹をつまんでほぐす
両手の親指と残りの4本の指で下腹のぜい肉を強めにつまんでは離す、をくり返す。下腹全体がやわらかくなるまでまんべんなく。
3.おなかの前面をさする
重ねた両手をみぞおちの上に当てる。そこから股に向かって、上から下へ、おなかの前面を5回さする。
【ウエスト】
1.みぞおちを押す
みぞおちに両手の人さし指、中指、くすり指を当てる。少し体を前に傾けて、みぞおちを3回押す。左右の肋骨に沿って指を動かし、計5ヵ所各3回押す。
■時間がないときはココだけでもOK
2.わき腹をつまんでほぐす
親指と残りの4本の指でバストから腰の横まで、指の位置をずらしながら、わき腹を強めにつまんでほぐす。ぜい肉がやわらかくなるまで、念入りに。
3.おなかを斜めにさする
左のバストの横に、右の手のひらを密着させ、へその下に向かって、おなかを斜めにさする。5回さすったら、反対側も同様に。
【腰肉】
1.お尻を押す
左のお尻の真ん中あたりで、押すと痛気持ちいいところに、左手の親指を当てる。親指に体重をのせ腰を反らすようにしてお尻を5回押す。反対側も同様に。
■時間がないときはココだけでもOK
2.腰肉をつまんでほぐす
両手を背中にまわし、腰まわりのぜい肉を親指と残りの4本の指でつまんでは離す、をくり返す。ぜい肉がやわらかくなるまでほぐす。
3.腰からお尻までさする
両手の手のひらを腰に当て、体を少し前に倒す。手のひらを密着させて、腰からお尻の下まで強めに5回さする。
VOCE7月号付録「わんにゃんグローブ」の使い方を動画でチェック!
撮影/恩田亮一(人物、静物)岩谷優一(vale./小野さん) ヘアメイク/藤本希(cheek one) スタイリング/坂下シホ イラスト/ヤマサキミノリ モデル/松原菜摘(VOCE専属) 取材・文・構成/山本美和
Edited by 岡部 奈央子
公開日: