今月の気分【「色」を楽しむ】
“色”を素敵に取り入れるメイクやファッションが得意な神崎さんに、その秘訣を聞いてみました。選び方、合わせ方、メイクに加え、色にハードルの高さを感じてしまう場合の克服方法まで。この秋こそ、パッと気持ちが華やぐ“色”を思う存分楽しんで。
Key items
[ How to Make-up ]
プレイフルでいて端正な色合わせがポイント
下地で肌を整えた後、【2】を額や頬の高い部分にのせてツヤを仕込む。シャドウパレットの右上を上まぶたの黒目上から目尻まで、右下を目頭から黒目上までのせたら、その【2】の色の境目に左下を置く。【3】で目頭からラインを引き、目尻を少し延長。上まつげに【4】を一度塗り。【1】を頬の広い範囲に薄くぼかす。リップを輪郭通りに薄く塗る。
服もメイクも色が豊富な秋。心が動いたなら、ぜひ挑戦を
美しいラベンダーカラーと淡いクリーム色の組み合わせ。今回の衣装のような色×色は、昔からよくするスタイリングです。ファッションにおいて、キレイな色やビビッドな色のアイテムには、白や黒といったベーシックなものよりも、同じようなキレイ色やビビッドな色を合わせるのが好きです。メイクにも、シャドウやチークにセットアップの色にちょっと近づけたピンクを取り入れ、唇にも淡い色ではなく深い色をしっかりと塗り、色を効かせて。
今回は、メイクを少しコンサバなテイストにしてみましたが、すっぴんに近いようなそばかすが透けて見えるくらいナチュラルな肌で、色を効かせたファッションを楽しむのも好きです。この秋は、赤やピンクがファッションのトレンドカラーだそう。真っ赤なセットアップやワンピースをたくさん着る予定です。メイクもカラーアイテムが充実しているので、それをプレイフルに合わせたい。
「挑戦してみたいけど、難しそう」と、色にハードルの高さを感じてしまう場合は、靴とかボトムなど、顔から離れたところから取り入れてみるのもおすすめです。もし、“着てみたい!”と心が動いたなら、それが挑戦しどき。ファッションもメイクも、“こうでなきゃ”というルールはありません。心の赴くままに楽しみましょう。
「無難なものを合わせるより思い切って色には色をぶつけたほうが、今は面白いと思います」
撮影/魵澤和之(まきうらオフィス) スタイリング/石関靖子 ヘア/shuco(3rd) 取材・文/中川知春
Edited by 大森 葉子
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