連載 EXITりんたろー。美容道

【EXITりんたろー。】精神科医・樺沢先生に直撃!「誰にでも簡単にできる、幸せ度をアップさせる方法」【連載91回】

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【EXITりんたろー。】精神科医・樺沢先生に直撃!「誰にでも簡単にできる、幸せ度をアップさせる方法」【連載91回】

前回、幸せになるためには優先順位があることを知ったりんたろー。さん。過去の今の自分と照らし合わせて、本当の幸せは今、すでにある幸福に気づくことだと実感したようです。今回は、今の幸せに気づくことができて、さらにもっと幸せになれる実践法について精神科医の樺沢紫苑先生に教えてもらいました。

お話をうかがった方
樺沢紫苑先生

精神科医、作家

樺沢紫苑先生

SNSを通して精神医学や心理学、脳科学の知識をわかりやすく情報発信し、YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」が大好評。

すでに、りんたろー。さんは実践していたその方法。かなりの効果を実感しているそう。もっと幸せになるために、今日からすぐにできる方法です。みなさんもぜひ試してみて!

Q.簡単に幸せになれる方法を教えてください!

りんたろー。さん(以下、敬称略)「前回、先生にうかがった、健康な心と体があって、人間関係もうまくいっていて、そのうえに成功があるという幸せの形はすごく納得しました。でも、昔の僕のように成功することばかりに目が向いてしまって、今の幸せに気づくのって難しいですよね」

A.三行ポジティブ日記を書いてみましょう

樺沢紫苑先生(以下、樺沢先生)「そうですね。今ある幸せに気づくために、私は三行ポジティブ日記をおすすめしています。今日あったことを思い出し、ただ寝る前に書くだけ。とても簡単です。寝る準備をすべて整えた後に、今日あった楽しかったことをノートに手書きで書きます。スマホにメモをしてもいいのですが、寝る前にスマホを見ると睡眠の質が下がってしまうので、できれば手書きがよいでしょう。

日記は長く書く必要はなくて、短くて十分。それを3つくらい書きます。書いた内容を思い出しながら寝ることが大事なので、必ず寝る前に書きましょう。今日の楽しかったことを考えながら寝ると、リラックスの神経である副交感神経が働いてゆっくりと眠れるようになります。

ダメなのは今日あった嫌な出来事を考えて寝ること。例えば、今日上司に怒られたことを思い返しながら寝ると、不安が強くなって緊張を司る交感神経が働きます。そのため、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなるなど、睡眠の質が低下してしまうのです。

でも、嫌なことを考えるなと言われるほどどうしても考えてしまうでしょう。そんなときは、別なことを考えるのが得策です。三行ポジティブ日記を書くためにはどうしても楽しいことを思い出さなければいけません。すると嫌なことよりも楽しいことのほうに気持ちがフォーカスされます。結果的に『今日はいい日だった』と幸せな気分で眠れるんです」

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ほめ日記の効能

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