目次
教えてくれたのは…
ヘアメイク
AYAさん
【上品な仕上がり】【肌悩みをカバー】【華やかさアップ】シーン別にツヤをチェンジでいつだって美肌は叶います!
—ヘアメイク AYAさん
マットなポイントメイクの流行もあり、今のツヤ肌はヌラヌラと生っぽい感じよりもきちんと計算された繊細で上品な印象。
そのためには、光の邪魔をする凹凸や影をきちんと消し去る必要があり、メインの下地&ファンデ以外の脇役をどう選び、どう塗るかが大事!
効かせたい部分だけに薄くのせ、そこにとどまるようになじませることでアイテムを重ねても厚くならず薄づきのまま端正なツヤ肌が叶います。
また、仕上げに使う脇役をかえれば、ステップごとには微差しかなくてもシーンにハマる美ツヤ肌になるので、ぜひ!
ツヤ肌をつくる「仕込み」のキモ
1. 毛穴カバー下地を薄く塗り、段差をつくらず、均一にならす
「毛穴の影があると、光がうまく回らず、キレイにツヤが出ないので、あらかじめオフ。かためのテクスチャーだと範囲の調整が難しかったり、塗っていないところとの段差ができてムラになりやすいので、肌なじみのよいものを。毛穴が気になる部分だけに少量のせ、指に力を入れず、くるくるとその場にすりこんで。力の入れすぎは下地がズレ広がり、必要以上に肌感を変えるので×」
通称“毛穴消しゴム”凹凸を瞬時にカバー
ワンタッチで塗れるスティックタイプ。白浮きすることなくなじみ、すりガラス効果でくすみも目立たなく。皮脂を抑える効果も。
磨き込んだようなつるんとなめらかな肌に
スムースピール クリエイター 30g /アルビオン
¥3000
柔肌に導くトリートメント効果の高いベースに、凹凸をなめらかに整えるパウダーがイン。フラットな表面に整え、ツルツルに。
2. 青みピンクのコントロールカラーでくすみムラをオフして透明感アップ
「全顔に保湿系下地を塗った後に、コントロールカラーでくすみムラを一掃。ピンクを選んだのは、肌から白浮きせずトーンアップができるから。とくに旬なツヤ肌には、透明感が欲しいため青み系が正解! きちんと効かせるためには、目まわりや小鼻まわり、ほうれい線、あごなどくすみが出やすい部分に絞ってオン。指で軽くのばしながらなじませます。このときも広げすぎないように」
光を巧みに反射して澄んだ透明感を
光の反射率を高めて、肌の欠点をカモフラ。クリーミィな感触で広がって肌と一体化し、ピタッと密着。
ピンクみを肌に注ぎ込んで確実に明るく
しっとりうるおして、素肌から明るくなったかのようにトーンアップ。
3. コンシーラーはかため・やわらかめをパーツごとに使い分け
「厚塗り感が出ると今っぽい繊細なツヤ肌にはならないので、ファンデは薄く塗り、その時点で隠れなかった影には、ファンデを重ねず、コンシーラーで対応。このときパーツによって、テクスチャーを使い分けるのがポイントで、自然な立体感を残しながらカバーできるため、のっぺりしない。また、それぞれブラシでのせたあとは、スポンジでその場にとどまるようになじませて」
小鼻・口角はかため
赤みや影が強く出やすい部分は、かためのタイプで。基本、ファンデに近い色を選べばOKだが、ニキビ跡などは黒ずんで見えることもあるので、黄みを足して微調整を。
赤みを含む色調でまわりの肌と同化!
柔軟性が高く、赤をプラスした色調設計により、カバーした事実さえ隠す!
色と凹凸、どちらもパーフェクトカバー
肌にのばしやすく、持続力も抜群。
目元はやわらかめ
皮膚が薄く、動きが激しい目元には、保湿力が高く、肌にしなやかにフィットし続ける筆ペン系が◎。影の一番濃い部分にのせ、キワに向かって上方向にぼかしていくと自然。
光を集めてクマを見えなくする
徹底的に薄づきにこだわりつつ、カバー力も確保。
素肌になじみうるおいケア&お悩み解決
然由来成分80%でトリートメント効果◎。
基本アイテムはどう選ぶ?ツヤ肌Q&A
Q.ファンデはどう選ぶ?
A. 最新アイテムがオススメ!
「もっとも流行が出るのがファンデだから、1年に一回は新調するのがオススメ。今はどれも優秀なので、ツヤ肌狙いなら新作リキッドを選んで。スポンジでの“なじませ”も大切」
リラックス感と洗練感を両立。みずみずしく軽やかになじみ、マスクをしても快適。フレッシュなツヤ肌に。
ハイスペック美容液に色をつけたようなファンデ。しっとりとのび広がり、シワっぽさも色ムラもなかったことに。
Q.下地の選び方、塗り方は?
A. うるおう下地を「首まで塗り」!
「ツヤ肌にはうるおい必須なので、保湿力を重視。美容液のようにスッとなじんで膜感が残らず、うるおうことで肌も明るく。首が暗いと顔がくすんで見えるので、首も忘れずに」
やわらかなテクスチャーで肌に吸い込まれるようになじみ、ふっくらとつややかな肌に導く美容液下地。
極上のみずみずしさでうるおしながら、肌表面に極薄の透き通る層をまとうことで、素肌の質が変わったような透明感あふれる肌に。
次ページ
【日中の自然光】に映える“絞ったツヤ”のつくり方①
この記事に登場したコスメ(12件)