宝塚OGの魅力を紐解く人気連載。今回は、元宝塚歌劇団・星組男役スターの天寿光希（てんじゅみつき）さんがご登場。宝塚在籍時にはみられなかったスターの素顔に迫ります。
キラキラの笑顔で「楽しかった！」という名言を残して、宝塚歌劇団を退団した星組元男役スターの天寿光希さん。あまりにもその存在感が大きすぎたため、天寿さんのファンはもちろん、星組、そして多くのタカラヅカファンの間で、【天寿光希ロス】というパワーワードが生まれてしまったほど。タカラヅカを退団してもまっすぐ、そしてキラキラと輝き続ける天寿さんは、いま、「自分を見つめなおしている真っ最中」と話してくれました！
10月10日＝“てんてんの日”にInstagramを開設して新しいスタートを切った天寿さん。VOCEも“てんてんの日”をお祝いするべく、宝塚歌劇団に対する想い、そしてミライのこと、さらにみんなが熱烈に知りたかった天寿さんの美しさの秘密に、全３回のロングインタビューで迫ります！
最終回は後方の客席からでもきっちり見えていた天寿さんの美肌と、男役を卒業して“現在模索中の女子メイク”について、たっぷりと伺います。今回のセルフメイクで使ったアイテムもすべて公開しますのでお楽しみに！ また記事の最後には未公開カットもたっぷりお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
実は超敏感肌で、乾燥肌。ワセリンが手放せない。
VOCE編集部
本当に天寿さんは“美肌”の印象が強くて。後方の客席から見てもキラキラと発光するようなお肌がとても眩しかったです。どんな肌質なんですか？
天寿光希さん（以下 天寿さん）
ありがとうございます（笑） 肌質は乾燥肌の敏感肌。だから在団中は調子が悪いとワセリンしか使えなかったこともありました。退団して変わったことは日に当たるようになり日焼けしたことでしょうか……。今までには絶対になかったことですが、恐らく今は少し焼けているかと思います。
VOCE編集部
そんなふうには全然見えませんが……。敏感肌ということは、現役時代はメイクのオンオフなど、大変だったのでは？
天寿さん
そうですね。肌トラブルは、ある時を境に起こったアレルギー反応に頻繁に悩まされていました。びっくりされるかもしれませんが、アイシャドウのラメに反応してしまったり、つけまつ毛の糊に反応してしまったり、アイライナーで腫れてしまったり……。季節の変わり目にも敏感で、化粧水が塗れなくなることもしばしば。こう見えて、肌はデリケートなんですよ（笑） しかも、荒れる化粧品が毎回変わっていくので、その度に新しいものを試し続けるという生活でした。
VOCE編集部
そんな天寿さんの、『肌トラブルから復活するための三種の神器』みたいなものはあるんですか？
天寿さん
ワセリンです。基礎化粧品がまったく使えなくて染みてしまうときは、もうワセリンに頼りっぱなしでした。
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VOCEでもおなじみ、あの美容液を愛用！
