古代の様式を残した秘境の社【玉置神社】
熊野三山の奥の院とされ、かつては霊場として栄えたという玉置神社。標高1076mの玉置山の山頂にあり、“呼ばれた人しか辿り着けない”といわれるほどアクセスの大変な神社ですが、SHOCK EYEさん曰く、それでも行く価値のある素晴らしさだとか。
「とにかく自然からのパワーがすごかった! 玉置神社の基になったとされる『玉石社』には地面に埋まったご神体の石を参拝する古代の風習が残っていたり、また神仏習合の名残で、祈祷の合間に般若心経を唱えたりというのも興味深い。樹齢3000年といわれる“神代杉”をはじめとした杉の巨樹群などもあって、見どころ満載だよ」
初夢の代わりに、光を冠した霊峰を【富士山】
厳密には神社ではないものの、そのものがご神体であり、また日本人なら誰もが「おめでたい」「ありがたい」と感じる存在、ということで富士山をピックアップ。“ダイヤモンド富士”と呼ばれる、山頂に太陽が重なる瞬間を捉えた一枚は、雲間から差し込む光がドラマチックですよね! SHOCK EYEさんは富士山に魅せられて、何度も撮影しにいっているそう。
「この日はずっと雲がかかっていて、今日はもうダメかな……と諦めかけた矢先、ほんの一瞬だけ雲が切れてこのダイヤモンド富士が現れたんだ。何時間も粘った甲斐があったし、“気持ちを込めて行く”っていうのはやっぱり大事だなと、改めて感じた一日だったよ」
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そして、この次ページのカットは海に立つ鳥居から初日の出が見られるあの神社!