炎症中ニキビ
高瀬先生
毛穴の中で増殖したアクネ菌が炎症を起こし、痛みや腫れをともなう赤ニキビになっています。でもこれは肌の正常な免疫反応で、炎症を起こしている毛穴の中やその周辺に白血球が集まり、アクネ菌と闘ってくれているんです。赤ニキビをつぶしたり擦ったりすると、炎症が広がり深いニキビ跡になることも。
スピード鎮静のためのタイムスケジュール
【朝】炎症を抑えるためにビタミンCはこまめに飲むべし
高瀬先生
ビタミンCやBなどの水溶性ビタミンは、一度に大量に摂っても尿で排出されてしまうため、数回に分けて飲んだほうが無駄なく補給できます。1日分を自分のタイミングで2~3回に分け、食後に摂取して。
水なしでもOKだから携帯用にピッタリ
美賢者もこぞって愛用! 吸収&浸透量に自信
◆ワンポイントテク
氷で冷やすのもあり
「炎症を起こしているときはできるだけ触らず、スキンケアもシンプルにしたほうが治りが早いです。炎症を起こして熱を持っているなら、氷でそっと冷やすのもありです」(高瀬先生)
【昼】ランチ後に日中の鎮静ケア
水井さん
体温が上がると皮脂が分泌されるんです。ムレによっても皮脂が出るので、昼食後は鎮静ケアを。ニキビケアアイテムを持ち歩き、濡れた綿棒で汚れを除去してから、さらに清潔な綿棒などで擦らないように塗布。
炎症を和らげる成分、カラミン配合
すっきりした使い心地で肌荒れをケア
【夜】低刺激ローションパックで肌をヒタヒタに
水井さん
炎症が起きている部分や周辺の皮膚は、だいたいかたくなっているんです。鎮静効果のある化粧水をコットンにたっぷり含ませ、そっとローションパックしてやわらかくしてあげると、治りも早くなります。
油分と水分がくずれがちな肌に
敏感に傾いた肌もスッと落ち着く
低刺激設計でニキビもシミも
【夜】柔らかくなったところにビタミンCを投入
高瀬先生
炎症が周囲に広がらないように、鎮静させてくれるのがビタミンC。ローションや美容液で取り入れるといいですよ。あとは免疫とアクネ菌が闘っている状態を見守り、免疫が勝つのをおとなしく待つ!
ぐんぐん浸透する5つのビタミンC
ストレス由来の肌荒れはおまかせ!
高濃度×高浸透で早い手ごたえ!
一日でも早く治すためにできること
チョコやラーメンなど脂質の多い食べ物は炎症MAXの“2日間”だけでも我慢!
「赤みはだいたい2~3日でひいてくるので、その間だけでも脂質の多いものは避けたほうが無難。ここで悪化させるとニキビ跡が残ってしまいます。我慢!」(水井さん)
ニキビパッチは治りかけのタイミングが吉
「酸素を嫌うというアクネ菌の性質を考えれば、パッチでフタをするのは逆効果。治りかけのタイミングか、マスクなどの摩擦予防として一時的に使うぐらいならいいかも」(高瀬先生)
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ニキビ跡の正しいケア
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