寝落ちした日のリカバリー美容

化粧したまま寝落ちしちゃった!美容のプロが実践するリカバリー術【総まとめ】

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化粧したまま寝落ちしちゃった!美容のプロが実践するリカバリー術【総まとめ】

ダメとわかりながらも、うっかりやってしまうのが寝落ち。いったいどれくらいダメージがあり、立て直すためにはなにをすれば? そんな疑問にズバリ回答!

教えてくれたのは……
友利新先生

皮膚科医

友利新先生

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VOCE読者に調査しました! 約8割がメイクを落とさずに寝た経験あり!

Q1 メイクを落とさずに寝たことはありますか?

ある87%、ない13%

「寝る前に一休みするつもりが翌朝になっていた」(もぐぷり)

「まつげにコットンをのせてオフしている最中にご就寝」(りつ)

「忙しいときが続くと寝落ちの“常習犯”になります」(まっち)

Q2 メイクを落とさずに寝たあと、肌の調子はどうですか?

悪い59%、とても悪い23%、普段と変わらない18%

「肌は干からび、角栓の目立ち方がすごいことになった!」(優菜)

「肌がすごく黄ばんで見える」(ぽもか)

「スキンケアの浸透がとにかく悪くなる」(たっぴろー)

「毛穴は開いちゃうし、吹き出物祭りに」(まいにちーず)

※VOCE読者67人の回答による。2022年11月調べ。

イラスト

読者の“やっちまった”エピソード!

「寝落ち翌日に寝坊して、ファンデを重ねづけ&アイメイクはほぼそのままで一日過ごすことに」(eicosmicco)

「マスカラと目やにが混ざってまぶたが開かなくなり、手探りで洗面台まで行く間に転んで負傷してしまった」(チリ)

「ソファーで寝落ちする生活が続いたらくすみとクマが酷くなり、一気に5歳くらい老けた印象になった……」(Kaana)

実際メイクを落とさずに寝るってどうなの?に友利先生がお答え!

「VOCE読者の約8割が寝落ち経験あり」という実情に“警鐘”を鳴らすのは、皮膚科医の友利新先生。知っているようで実はよく知らない寝落ちのリスクについて教えてもらいました。

Q1 メイクを落とさずに寝ると肌ダメージはありますか?

もちろんあります!

寝落ちの一番のリスクは、洗浄とスキンケアをしない時間が長くなること。皮脂や乾燥による肌ダメージが起こりやすくなります。年齢が上がるほどリカバリーに時間がかかるでしょう。

Q2 寝ずに朝を迎えた! 夜勤でメイクが落とせない!という状況も寝落ちと一緒ですか?

スキンケアの間隔が長時間空くというリスクは同じ!

寝るか寝ないかの問題ではなく、スキンケアの間隔が空くことでどれだけ肌に打撃があるかが問題。昼寝のときにメイクオフをする必要は、私はないと思っています。

Q3 肌の状態をもとに戻すまでにはどれくらいの時間がかかりますか?

肌質に合った正しいケアをすれば、1回の寝落ちなら一日で立て直せます!

“なかったこと”にはならないけれど、たまの1回であれば、翌日のケアで取り戻せる部分も大きいはず。ただ、寝落ち後の肌はバリア機能が低下した状態なので、攻めのケアでがんばりすぎるのは危険です。

Q4 メイクを落とさずに寝るより、クレンジングシートを使ったほうがまだマシですか?

ゴシゴシ擦らなければ、問題ないです!

シートは刺激が……と心配する人もいますが、寝落ちするよりもシートで拭き取ったほうが断然いい。それだけで寝る可能性があるなら保湿できるタイプを!

Q5 寝落ちした翌日はメイクをしないほうが肌のためにいいですか?

スキンケア効果の高いベースメイクはむしろ使ったほうが◎

ベースメイクは進化を遂げていて、塗っているほうが肌の調子がよくなるほど美容効果の高いものが増えているので、そういうものを選んで使うというのは賢い手段です。

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まずやるべきことは2つ!

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