【森星】光のパワーでナチュラル&セクシー
その名の通り、きらめくようなオーラに満ちあふれている人。
「生まれ持った骨格やパーツ、肌や髪の色と質感。いいも悪いもひっくるめて“私”をメイクで表現したい。最近やっとそう思えるようになりました。20代前半の頃は自分にはない甘さや可愛さに憧れて、らしさを消そうとしたことも。だけどそれだとやっぱり、心地よくなくて」。
では、今日のメイクは心地いい?という問いの答えは──。
「とっても! 目元、頬、唇にのせた光が、私自身の骨格を引き立ててくれるのがいいですね。さらに、光で際立たせた立体感や唇のツヤがナチュラルなセクシーさをもたらしてくれます。これは経験を重ねた大人になった今だからこそ似合うし、楽しめるメイクだと思います」。
HOW TO MAKE-UP
EYE:【A】の(1)をアイホールにぼかし、(2)を目頭側の眼球のカーブに沿ってオン。上まぶたのキワにものせ、黒目から目尻まで(3)を重ねる。下まぶたの目頭のキワに【B】の(1)をライン状にのせ、その下に【A】の(4)をぼかし、眉全体に【A】の(2)をふわりと重ねる。黒のマスカラを上下のまつげにオン。
CHEEK:【B】の(1)と(3)を混ぜて顔を横断するように頬の高い位置にオン。
HIGHLIGHT:【B】の(2)を頬の高い位置と鼻根、目頭の内側にのせる。
LIP:唇の色に近いベージュリップで輪郭を縁取ったら、内側にピンクベージュのリップを塗る。【C】を重ねてぷっくり。
NAIL: ベージュのネイルを2度塗り。
「あるがままを受け入れる寛容さを持つことで、メイクの可能性も美そのものも、さらに広がると思う」(森星さん)
【PROFILE】
1992年4月22日生まれ。モデルとして国内外で活躍する傍ら、社会貢献活動にも精力的に取り組む。途上国の女子を支援する公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンのアンバサダーを務めるほか、創業者の一人としてCDを務めるtefutefuでは伝統や文化を尊重しつつ現代になじむ形に再編集して世界に発信。
撮影/菊地泰久(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) メイク/美舟(SIGNO) ヘア/JUN GOTO(ota office) スタイリング/入江陽子(SIGNO) 取材・文/中川知春 構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日:
この記事に登場したコスメ(3件)