ボブになったら、似合うメイク。そのバランスを知りたい!
絵梨佳ちゃんがニューヘアとなって初のメイク撮影に挑戦。ショートボブなればこその、似合うメイクとは?を考えたとき、浮かんできたのはまったくテイストの違うこの2つ。
【MAKE-UP◆1】どこかアンニュイな大人ピュア
じゅわっと、湿度を帯びたような血色のツヤ。これをまぶたと頬、唇に境目を曖昧にぼかしながらのせることで、アンニュイさとピュア感を同時に感じさせるメイクに。ブラウンのマスカラで束っぽく仕上げたまつげ、頬にかかるラフにワンカールさせた毛先で、さりげない甘さをひとさじ。
「血色が効いてて、大人っぽいのにヘアと相まって少女のような無垢さも感じる。このバランスがすごく好き」(森絵梨佳)
◆HOW TO MAKE-UP
【A】の(1)を上まぶたの目頭から黒目までオン。眉下まで広く、淡くのせる。(2)を上まぶたの目頭に重ねて明るさをオン。(2)と(3)を混ぜて下まぶたに目頭から目尻に向かって色をのせる。
【B】で上まぶた全体と下まぶたの目頭から2/3の位置までラインを引く。
まつ毛を上げたら【C】を上下ともたっぷり塗り束感を出す。
【D】を頬の高い位置に広めの逆三角形に指で少しずつのせてじゅわっと。
【E】を輪郭よりややオーバーに直塗りする。
【MAKE-UP◆2】映画の主人公みたいなヒロインメイク
オイルを軽くつけて少しタイトに仕上げたヘアにディープなブラウンレッドのリップを合わせてドラマティックに。きらめきを含んだブラックのアイライナーで目尻をちょっとだけ引き上げてまなざしにシャープさを。レディだけどカッコいい、まさに“ヒロイン”なメイクに!
「今までのダークリップのメイクと全然違う気がする! カッコよさと色っぽさの共存に、ときめきました」(森絵梨佳)
◆HOW TO MAKE-UP
【A】の(1)をアイホール全体に指で淡くベースとしてのせたら、(2)を二重幅に薄く重ねて陰影を深める。(3)を下まぶたのキワにのせる。
【B】で上まぶたのキワ全体にラインを引き、目尻は太さを変えないまま、軽く引き上げて印象的に。黒のマスカラを上は1度塗り、下には2度塗り。シャドウの影色と共鳴することで下まぶた重心の目元に。
【C】をブラシで上唇は輪郭通りに、下唇は輪郭より少し大きめに塗って色っぽさを引き出して。
撮影/菊地泰久(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) メイク/𠮷﨑沙世子(io) スタイリング/長張貴子 モデル/森絵梨佳 取材・文/中川知春 構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
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