やりたいことがないから、自分が嫌でなければ、求められたことをやってみる
──では、結婚もしましたし、ママタレントになる可能性は?
「大変って聞くけど、そのときの自分が嫌でなかったら、求められたことをやりたいですね」
──みちょぱさんは主張するというよりは受け身なタイプなんですね。
「そう、主張がまったくないんですよ。昔はいろいろやりたいこともこだわりもありましたけど、それこそ無関心だから何にでも染まれるというか。ああしたい、こうしたいがないから、求められた感じをやってみて自分がハマればいいな、みたいな感じですね。もうどこに流れるのか自分でもわからないです」
──そのしなやかさが芸能界でも自由に楽しく生きられる秘訣なんですね。
「流れに身を任せているほうが楽というか、根本は、面倒くさいがすべて勝るのだと思います。究極ですけど、もし、仕事がなくなってもダメになったらそのときに考えようって。今って仕事の幅も広いから、違う形で働けばいいかなって思ってます。もしかしたら今後やりたいことが見つかるかもしれないですけど、今はないだけ。見つかったらそれに向かって頑張ろうかなと。しがみつかずにゆるく生きていかないと、気持ちがいっぱいいっぱいになってダメになると思うんですよね。実際にそういう人も見てきているし、そんなにムリしなくていいのになと思います」
──でも、働くことは好きそうですね。
「そう、働くのは好きなんです。面倒だけど、楽しいから。芸人さんがいて、知っている人がたくさんいて、キャッキャ笑える場所がある。きっとお堅い番組だけをしていたら、多分、私は続かないと思います。まわりがいい人ばっかりで、人に恵まれているのも大きいと思いますね」
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加藤浩次さんから言われた言葉とは?