【シワ・抗酸化】覚えておきたい！お悩み成分一覧

◆教えてくれたのは……

＼担当ライターと編集の読み解きガイド／

覚えておきたい！　優秀すぎる【メジャー成分】

コスメのキャラづくりに一役買うハイスペック成分をピックアップ。それぞれの特徴をおさえて、アイテム選びの参考に。そして、意識しながら使って個人的エビデンスを重ねることで、自分の肌と相性のいい運命成分が見つかるかも！

【抗酸化・抗炎症】成分

◆アスタキサンチン

「抗酸化力が極めて強く、エイジングを根本から予防。そのままでは配合しづらく抗酸化力も下がるため、富士フイルムではナノ化して配合」（宇田さん）

＼特徴は？／

• エビやカニなどに含まれるカロテノイドの一種
• コエンザイムQ10の約1000倍の抗酸化パワー
• 肌の潤いを守る、抗紫外線効果など多機能

◆グリチルリチン酸ジカリウム

「医薬品に用いられる消炎剤でもあり、マメ科の植物、甘草の茎や根から抽出したグリチルリチン酸カリウム塩で、抗炎症作用があります」（海津さん）

＼特徴は？／

• 抗炎症作用がある
• 肌荒れを防ぐ効果が認められた有効成分
• 水に溶けやすく、化粧品に配合しやすい

◆ツボクサエキス

CICAケアとしてもおなじみで、ツボクサから抽出された成分。炎症を鎮め、肌の再生、修復効果が期待され、赤みやゆらぎの鎮静ケアとして人気。

＼特徴は？／

• 古くから世界各国で長寿のハーブとして重宝
• 鎮静効果に優れ、肌荒れを予防＆改善
• ダメージを修復して、肌を根本から立て直す

◆アラントイン

「医薬部外品に用いられる消炎剤。乾燥性敏感肌のためのスキンケア、キュレルでは、24年前のデビュー時から使用している歴史ある成分です」（海津さん）

＼特徴は？／

• 肌あれを防ぐ効果が認められた有効成分
• 低刺激性で抗炎症作用があり敏感肌にも◎
• 創傷治癒効果のある成分として歴史がある

【保湿・保水】成分

◆ライスパワーNo.11

老舗の造り酒屋、勇心酒造が米を原料に、醸造発酵を応用した技術を掛け合わせ、誕生させた成分。一般的な保湿成分より分子が小さく、角層のすみずみまで浸透。セラミドの生成も促進。

＼特徴は？／

• 国産米100％×日本型バイオ技術で誕生
• No.11のほかもあり、現在全部で13種類
• 肌の水分保持能を改善する有効成分

◆ヘパリン類似物質

優れた保水力を発揮し、乱れたラメラ構造に働きかけて、整った層状の配列に立て直す。代表的なのは製薬企業マルホの医薬部外品の保水有効成分ヘパリン類似物質HD。

＼特徴は？／

• 保水効果が高く、潤いを長時間キープ
• ゆらぎや乾燥からの回復をサポート
• バリア機能を立て直し、トラブルに悩まない肌へ

◆エクトイン

砂漠の塩湖で生き続ける極限環境生物が生み出す成分。パワフルな保水力を持つ保湿成分として重宝されるほか、抗炎症や美白、ハリケア効果についても注目されている。

＼特徴は？／

• パワフルな保水力が長時間続く！
• 熱ダメージからのプロテクト効果
• コラーゲン産生をスピードアップ

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【シワ改善】に効く成分は？