教えてくれたのは…
ビューティライター
中川知春さん
誰もかれもが赤みシャドウ!
「『今期のメイクトレンドは?』と美のプロに聞くと、ほぼ全員が『赤みシャドウでしょ!』と即答するほど赤みEYEが大ブーム。誌面の登場頻度も高く、登場しない号はなかったと思います。マスク対応として目元をポイントにしたい人が増えたのも、赤みシャドウ躍進の一因ですね。どれも内側からにじみでるような発色と透け感で、まろやかに仕上がるのが今期の特徴。発色とリンクするような、内側からの秘めた色香を醸し出せて、いわゆる“ムンムン”の色気とは違うし、ケバくなったりもせずに洗練された印象になれます。アイラインやマスカラをバチバチにやらなくても、目元がしっかり際立つところもすごい。使い方は、アイホール全体に淡くぼかしたり、アイライン状にキワに濃く入れたり、とどちらもステキ。ブラウンシャドウ感覚で使えるのが、今期の赤みシャドウです!」(中川さん)
Dior クオリティの高さで顔をドレスアップ
サンク クルール クチュール 879 ¥7600/パルファン・クリスチャン・ディオール
「とある撮影で印象的だったのは、中央の赤みに左下を重ねて、アイホールに温もりを感じさせる奥行きのつくり方。キラキラしてるけどこの上なく上質で、ドレスアップ感のある印象になれるんです」
CHANEL 赤みピンクの魅力たるや!
レ キャトル オンブル 362 ¥6900
「ベスコス本編の『メイク部門 最優秀賞』に輝いたこのパレットは、ピンクをテーマに3つの異なる赤みがIN。一見、パンチが効いてるけれど、じわっ、ほわっと驚くほどなじみます。囲み、上まぶただけ、下まぶただけ、と印象を操れるのもいい」
THREE 洒落感を生むクリーム
ディメンショナルビジョンアイパレットアリー 01 ¥6500
「VOCE11月号の田中みな実さんの表紙メイク(赤ニットの方)でも使われていたパレットです。ブラウンのニュアンスもある右上のレッドはプロも絶賛。透け感が美しいクリームタイプで、テクニックレスで洒落感が出せるなどいいことずくめ!」
イラスト/高橋昌子 取材・文・構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
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