【田中圭】キックボクシングに初挑戦

キックとパンチを繰り出す格闘技・キックボクシング。周囲に通っている人がいて気になっていたものの、挑戦するのは今回が人生初めてと語る田中さん。グローブを嵌めた瞬間から瞳にくっきりと浮かんだ闘志をお見逃しなく。

疲労感と達成感が鬩ぎ合って最高にエキサイティング！

格闘技を観るのは好きだけど自分がするという選択肢はこれまでなくて。過去に経験したことがあるのは、ドラマの撮影でアクションシーンのために練習をしたときくらい。もともと体を動かすことは好きだし、当時教えてくれた先生がすごく人格者であの瞬間は少しだけ興味が湧きましたが、結局はできていないです。

でも、新たに何かスポーツをしてみたいと思ったとき、キックボクシングはシンプルに楽しそうだなと思いました。格闘技でありながらエクササイズとして取り入れられると聞くし、ジムには通っているけど有酸素運動を積極的に取り入れているわけではないのでそこがフォローできる点も魅力的に感じて。実際やってみた感想は、「ものすごく疲れたけど、めっちゃ楽しかった！」。見てください。インターバルをあけて2分5ラウンドの10分間コーチのミットを打っただけでこの滝汗。想像していたよりものすごく過酷でした。打っている間はもう無我夢中。コーチの指示を耳で捉えながらパンチとキックを繰り返していくのですが、そのスピード感がハンパじゃないです！　最後のほうは自分がどんな動きをしているのかわからなくなるくらい思考回路が停止した状態で打ちまくるのですが、精神力でギリギリ立っていられる感じで体は悲鳴をあげていました。でもこれ、ストレス発散にもなっていいですね。もやもやすることがあっても、打っているうちに忘れて気分がスッキリしそう。それに僕今、最初よりフェイスラインがシュッとしていません？　いつもより顔がスッキリしていて、テンションアガっています。コレは本気で通っちゃうかもしれません。

「39歳にして人生初となるキックボクシング、始めるよ」

「パンチ！　パンチ！　パンチ！　いきなりこんなに連打ですか？」

「一旦コーチとフォームを確認。我ながら様になってるじゃん」

「はい、キック！　……って思い切り蹴ったのにへなちょこ」

「開始数分で汗が止まらない！　でもこの充実感はハマるかも」

「うわ……しんどすぎる！　先生、もう立ち上がれません」

【PROFILE】
たなか・けい　1984年7月10日生まれ。東京都出身。俳優として映画、ドラマなどで話題作に次々と出演するほか、バラエティ番組でも活躍。今クールは毎週金曜20時から放送中の連続テレビドラマ『ブラックポストマン』（テレビ東京系）に主演。写真集『休日』（講談社）が発売中。

【INFORMATION】

今回行ったのは……
Conditioning Studio Sparkle
完全紹介制・完全予約制のキックボクシングとコンディショニングが受けられるスタジオ。
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