小田切ヒロ メイクの景色

【アイナ・ジ・エンド】小田切ヒロが表現!フューチャームードな“近未来メイク”

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【アイナ・ジ・エンド】小田切ヒロが表現!フューチャームードな“近未来メイク”

ヘア&メイクアップアーティスト・小田切ヒロが見た“空想の景色”を、メイクに落とし込み表現! 今回のゲストは、アイナ・ジ・エンドさん。

小田切ヒロさん

ヘア&メイクアップアーティスト

小田切ヒロさん

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Nous主宰。唯一無二のセンス、テクニック、ユーモアで魅了するヘア&メイクアップアーティスト。この冬には、Benous(ビーナス、ファンネーム)のために特別なイベントを計画中!

【白い冬】
feat.アイナ・ジ・エンド

「映画『キリエのうた』で印象的だった北海道・帯広の幻想的な雪国の風景。視界がかすむ白銀の世界にいても消えることのない、強い個性が彼女の一番の魅力です。彼女が常に内側に秘めている爆発的なエネルギー、どこか現実離れした特異な存在感を、Y3Kムード漂うレイヤードチークで表現しました」

ピンクとレッドのグラデーションで、消えない血色感と透明感を

アイナ・ジ・エンドさん

◆MAKE-UP POINT
レイヤードチークで漂わせる、大人が纏う“Y3Kムード”

近未来を思わせる“Y3K(3000年代)”メイクがトレンドに浮上し、大人でも取り入れやすくアレンジ。ポイントは、チークを重ねるとき、色の比重を上に持ってくること、そして色を広げすぎないこと。そうすることで、チークが主役のメイクでも幼い印象になりません。ベースとなるピンクはブラシで顔の中央を意識しながら頬の高い部分、まぶたにのせ、レッドは指を使い、上まぶた中央と目頭から黒目の下の範囲にのせる。その上にさらに重ねる“近未来感”のカギとなるラメも、指で点置きして抜け感を出してやりすぎ感を回避!

チークと相性抜群のトーンアップ。下地を顔の中央、そして首にも

白銀の世界で輝くフューチャームードな“近未来メイク”

アイナ・ジ・エンドさん

外は今日も雨。やがて雪になって、

1000年先の未来にも私たちの心の中に、降り積もるだろう。

私たちは自由。メイクや服でトレンドを取り入れても、

個性と、自分らしさを持つことができる。

それを消すこともできる。

アイナ・ジ・エンドさん

アイナ・ジ・エンド/AINA THE END
12月27日生まれ、大阪府出身。2016年、“楽器を持たないパンクバンド”「BiSH」のメンバーとしてメジャーデビュー。今年6月BiSHが解散し、現在はソロで活動中。10月13日公開の『キリエのうた』では映画初主演を飾り、自ら歌う曲と詞を書き下す。10月18日にはKyrie名義でアルバム『DEBUT』をリリースする。

撮影/toki(人物)、沖田一真(近藤スタジオ/静物) ヘアメイク/小田切ヒロ(Nous) スタイリング/菅沼愛(TRON) 取材・文・構成/河村有紀 構成/大木光

Edited by 大木 光

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