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教えてくれたのは…
貝印 ツメキリマイスター
浅見芽衣子さん
刃物メーカー「貝印」で社内資格のツメキリマイスターとして認定をうける。イベントや催事を通じて、正しい爪の切り方やきれいに仕上がる爪切りの使い方を伝えている。
爪の形が悪いのは、いつものツメキリのせいかも!? 一気に切るのはNG
浅見さん
「ツメキリの正しい使い方を教わったことがない」人がほとんどだと思います。道具としてのツメキリの使い方をマスターすることが上手に爪を切るためのポイントです。正しい爪切りで健康的できれいな爪を目指しましょう。
キレイに保ちやすい、理想的な爪の長さと形とは?
ツメキリで整える前に、まずはキレイな指先に見える理想的な長さと形をチェックして。
■爪切りで整えたい、理想的な爪の長さと形
・爪先は、指先とほぼ同じくらいの長さに。白い部分は残して!
・形はスクエアオフを意識して整えていく
・切り口が直角になるように切ることで爪が丈夫に
・切るときは爪の中央=爪の「軸」を意識することが大事
浅見さん
爪の長さは、長すぎず、深爪にならないことが基本です。横から見たときに、指先とほぼ同じ長さに切りそろえましょう。白い部分をすべて切ってしまうと深爪になりがちなので、適度な長さで残しておくとよいでしょう。きれいに見える形は、四角形の角を落としたスクエアオフがおすすめです。爪の切り口を直角に整えることで、切ったあとの爪が丈夫に。形を整えながら切る、という意味では左右対称にするのがポイントです。爪の軸を意識しながら、中心から左右へバランス良く切り進めることがコツですね。
爪を切る頻度は1週間に1回を目安に。いつでも「ちょうどいい長さ」をキープ!
浅見さん
爪が乾燥していると割れやすくなるので、お風呂上がりなど爪が水分を含んでいるときに切るのがおすすめです。ただし、乾燥すると縮むため少し長めに切りましょう。切る頻度は週に1度を目安に。伸びてから一気に短くすると爪が割れたり、長さや形を失敗するリスクが大きくなるうえに、時間がかかりますよね。こまめに爪を切ることは、時間も労力もかけずにきれいな爪をキープするためのポイントです。
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正しい爪の切り方とは?
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