【津田先生&マリエさんが教える】ゆらいでしまったときのケア
津田先生が長年培ってきた知識と経験をベースにたどり着いた、ゆらぎケアの正解とは? もともと荒れやすくコスメ好きでもあるお二人だからこそVOCE読者の気持ちに寄り添ってくれる提案です!
ゆらぎ肌と向き合い続けて31年!
医師
津田攝子(せつこ)先生
肌荒れや炎症肌の治療のスペシャリスト。自身の経験から他に先駆け、ドクターズコスメを開発。64歳の今、シミも凹凸もない肌はケアの賜物。
津田コスメを支える
ドクター津田 コスメラボ代表
津田マリエさん
母がつくる予算度外視の高品質コスメをリピしやすい価格で届けるのを使命にマーケティングなどを担当。現在35歳。荒れやすい肌を上手にコントロールし、透明感をキープ!
ゆらいだときこそ焦らず適切なお手入れを(津田攝子先生)
私はこのケアで肌荒れループから脱出!(津田マリエさん)
バームやクリームで「ガード&保湿」が基本
津田先生
“守り”って地味だから軽視されがちですが、まずは刺激から守ることが先決。ゆらぎ肌は目に見えない小さな傷があったり、バリア機能が壊れた部分があり、修復が追いついていない状態。バームやクリームでさらなる刺激の侵入を防ぐと同時に、潤いやバリア機能を高める成分を与えて密封し、修復を促しましょう。
「やめる勇気」を持ってミニマルケアに切り替える
津田先生
攻めの成分入りのコスメを使ったり、何品も重ねている場合、バリア機能が弱った状態では刺激となる可能性高い。あれこれ使わずシンプルケアにスイッチ。
マリエさん
水分補給ができて油分の膜が張れればOK。赤みやかゆみのほか、ムズムズ、カサカサ、ザラつきもゆらぎのサイン。早めに判断して切り替えたほうが早くリカバリーできます。
立ち直ってきたらビタミンで抗酸化&微弱炎症ケアを続ける
津田先生
バリア機能が完全ではない状態では酸化ダメージを受けやすく微弱炎症が起きやすいため、肌荒れを繰り返しがち。エイジングにも繋がるため、抗酸化&抗炎症ケアはマストです。オススメはビタミンC。毛穴目立ちやくすみの改善にも有効とマルチですが、刺激を感じることもあるため、肌への優しさを考えた処方のものを選びましょう。
ストレス対策をして食事や生活習慣を見直し!
津田先生
ストレスはゆらぎの一大要因。溜め込まないよう意識しつつ、肌の修復タイムである睡眠時間を確保し、運動や入浴などで巡りをよく。食事は腸活食材の納豆や海藻、ヨーグルト、血行を促す生姜パウダー、抗炎症作用のある亜麻仁油などを意識して摂るだけでも違ってくるので、できることからぜひ。
ハードなメイクは一旦お休みする
マリエさん
赤みや凹凸を隠したいあまりハイカバーのコンシーラーやファンデを塗りたくなるけど、強めのクレンジングが必要となり、それがまたバリア機能を壊すことに。ゆらいだときは、肌への負担が少ない優しい洗顔料で落とせるものにスイッチを。
撮影/当瀬真衣(TRIVAL/人物)、藤本康介(静物) ヘアメイク/金澤美保(MAKEUPBOX) 取材・文/楢﨑裕美 構成/佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
公開日:
この記事に登場したコスメ(4件)