M-1優勝 令和ロマンの「売れたら垢抜けるってホント?」
2023年1月に撮影がスタートした3組の若手芸人を観察するドキュメンタリーYouTube番組『売れたら垢抜けるってホント?(=ウレアカ?)』。その中の1組である令和ロマンが2023年末M-1王者に。見違える変化を遂げ続けた全貌が明らかに!
令和ロマン
慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」の先輩・後輩でコンビ結成。NSC東京校23期の首席となった(当時のコンビ名は魔人無骨)。2023年、ABCお笑いグランプリ準優勝、M-1グランプリ優勝。
髙比良くるまさん
〈左〉/’94年、東京都生まれ。ボケ担当。1つ年上のケムリのNSC入学と合わせて大学を中退し、お笑いの世界へ。
松井ケムリさん
〈右〉/’93年、神奈川県生まれ。ツッコミ担当。ルームシェア仲間とボケを披露するTikTok『僕らの別荘』も人気。
「キャラクターデザインを明確にした方が芸人としておもしろい。その思いで見た目改革をしてきました。ひとつの正解には到達できたかな?」(髙比良くるまさん)
「痩せたら笑いの量が減ったんです。体が大きい方がコンビとしておもしろく見える、と確信してこの1年で10kg増量しました」(松井ケムリさん)
「並はずれて肌がキレイとか、髪がサラサラとか。異世界からきたような生物の感じが出せたら、それだけでもおもしろくなるんじゃないかって。今はそれが美容のモチベーション」
これから美容と向き合いたいけれど何から始めていいかわからない方は、まずは、自分の中で気になるところをゼロにする作業から入ってみるといいんじゃないでしょうか。僕の場合は、「ニキビ跡を消したい」が出発点。そこからいろいろ試行錯誤して今があります。現在にいたるまでマイナスをゼロにしているだけで、「もっとキレイになりたい」みたいなことまでは考えてません。
スキンケアに関しては、ずっと補修作業をしている感覚に近い。でも、毛穴がないツルンとした肌とか、尋常じゃなくサラサラした髪とかって異世界から来た生物っぽさが出る気がして。“現実世界にいるとちょっと変”みたいな違和感を自分という素材で表現できたらすごくおもしろい、と思うんです。ぺこぱの松陰寺さんのようにアイシャドウを塗ったりするのもありだな、とか、漫画みたいに自分がデフォルメされた2Dのキャラクターに見えるのもおもしろいな、って考えてます。
「ケアをしている、していないで確実に差が出てくる。やった方がいいんだろうな、と思い始めたところが一番の大きな変化です」
最近はメイクしていただく機会が増えたので、きちんとクレンジングをするようにはなりました。現場で渡されるクレンジングシートは使わず、帰宅後に洗面所でオイルを使って落とすようにしてます。先輩芸人、たとえばアインシュタインの河井さん(編集部注:43歳)を見ていると、スキンケアをやるかやらないかで10年後に絶対差が出るんだろうな、とは思っていて。まだ真剣には何もやってないですけど、そういうことを考えるようになっただけでも僕の場合は大きな一歩と思っていただければ。
コンビのバランスとして体を大きくした方がいいと思って、自宅でベンチプレスができるように道具を揃え、この1年で10kg増量しました。でも、節制してるわけではないので、筋肉だけじゃなくぜい肉もついちゃってますけど。30代、これからこのフォルムをどうやって維持するのか真剣に考えなくてはと思ってます。
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