川村壱馬(THE RAMPAGE)
1997年1月7日生まれ。大阪府出身。ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのメンバーとして活躍するほか、俳優として多くの作品にも出演している。エステティシャンの母の影響で、小学生時代から洗顔&ローションのケアを開始。美容の知識も豊富で、自身の肌質に合わせた精鋭たちによるケアを日々行っている。
【Instagram】rmpg_kazuma_kawamura
メイクって向上心。他人の目なんて気にしなくていい
僕には理解できないんです。男がメイクしてると「男のクセに」っていう人の気持ちが。そもそも男女関係なく、メイクするか、しないかって自由じゃないですか。それを他人がどうこう言うのは絶対に違うと思ってて。
仕事柄、メイクをするのが当たり前の環境にずっといるからわかるのですが、メイクって「より良くありたい」っていう向上心のひとつだと思うんです。他人にどう思われたいっていうよりも、自分に自信をつけるアクション。実際、ステージに上がる前や雑誌とかの撮影の前にメイクをしてもらうと、より自分らしく、自信をもってパフォーマンスができるんです。もうちょっと鼻が高かったらとか、もっと輪郭がシュッとしてたらとか、コンプレックスを全部“なかったこと”にしてくれるのがメイクのすごいところ。圧倒的自信がつくんですよね。
「〜くせに」みたいに、人の向上心にケチつける人の言葉に耳を貸す必要なんてないんです。そんな人に自分の人生を左右されるなんてもったいないじゃないですか。メイクをしたい、もっとよくなりたいって思うことは絶対に悪いことなんかじゃないんです。
例えばあなたが自分でも「今日はイケてる!」って思えるようなメイクをして外に出たとする。その姿って、きっと誰かをインスパイアしてるんですよ。だって僕自身、道を歩いてて、カッコいい人、オシャレな人、キレイな人を目にしたら、インスパイアされます。純粋な向上心を認め合える社会になってほしいと思うし、そうじゃない社会には無理してなじまなくていいと思うんです。
「可愛い」って言われると、「うるせっ!」ってなっちゃう(笑)。だからメイクは男っぽく、色っぽくがテーマです
目が丸いし、唇も笑うとハート型。メイクさんに言われたのですが、実は普通にメイクすると“可愛い”路線になっちゃう顔みたいで。男性が可愛いと思われることがダメだと思ってるわけじゃないんです。褒め言葉だし。だけど自分のパフォーマンスとか、表現したい世界観とはマッチしない。だからファンの方に「壱馬、可愛い♡」とか言われると、「うるせっ!」ってなっちゃいます(笑)。撮影とかライブにときにはヘアメイクさんに、 “男っぽさ”とか“色気”をテーマにメイクしてくださるようにお願いしています。こんなふうに、なりたいムードをコントロールできるのもメイクの魅力ですよね。
担当ヘアメイクさんに聞いた! “壱馬メイク”のコツ
担当ヘアメイクさん
川村さんの内面の男っぽさを表現できるメイクを心がけています。パーツが丸いので、アイメイクなどもそれを強調しないようにシャープなフォルムになるように心がけています。フェイスラインがものすごくキレイなので、そこを強調するようにシェーディングを軽く入れるのも彼のメイクの特徴のひとつ。いつも感心するのですが、川村さんはとにかく肌管理を徹底されているので、肌の調子が常にいい。だから、ベースアイテムを厚塗りしなくていいのでメリハリも出しやすいんですよね。10年くらいメイクを担当させていただいていますが、どんどん顔がすっきりして、シェーディングなども不要になってきています。これもプロ意識の高い彼ならでは!
コツ【1】 理想はなめらかな肌。薄膜仕立てのベースで自然なメリハリをメイク
How to Make-up
クリームファンデを顔の内側に少量のせたら、外側に向かってブラシで広げる。フェイスラインがより薄膜になることで、自然なメリハリをメイク。仕上げにスポンジでポンポン。余分なファンデの油分を抑えて、なめらかに。パウダーをのせる範囲は、シチュエーションによって調整。雑誌などスチール撮影の際には、小鼻やTゾーンなどの皮脂が出やすい部分にブラシで少量オン。汗をたくさんかくライブの際には、全体にパフでしっかり、サラッとするまでのせる。
壱馬メイクに使用しているコスメはこれ!
濃密なクリームテクスチャーが肌に密着して、薄膜とハイカバーを両立。汗、皮脂に強く崩れにくいので、長時間のライブにも対応できる。
青と紫の光だけを選んで透過させる“透明感コントロールパウダー”を配合。サラサラだけど乾かない仕上がりも秀逸。
コツ【2】 シェーディングで立体感。ピンポイントで淡い影色を仕込んで、立体感をさりげなく強調
How to Make-up
フェイスラインは十分シャープなので、この部分にはシェーディングは不要。眉尻の下部分にある眉骨のくぼみと、鼻先にごくごく淡く入れるのみ。顔立ちのメリハリがさらに際立ち、精悍な顔立ちに。
壱馬メイクに使用しているコスメはこれ!
肌に溶け込むようなシアーな影色は、さりげない立体感メイクに最適。肌の色を濃くしたような色設計で、リアルな影をつくり出せる。
コツ【3】 血色感のあるツヤリップ。血色と艶をリップで強調して大人ムードの唇に
How to Make-up
赤み強めのツヤリップでセクシーなムードに。プラダのリップクリームで表面をなめらかに整えたら、シャネルかコスメデコルテのリップを内側にのせ、ブラシで全体に広げて内側濃いめ、外側薄めのグラデリップに。唇の山や口角は丁寧に整えることで、大人なムードをさらに倍増。
壱馬メイクに使用しているコスメはこれ!
ほのツヤ仕上げのリップクリーム。潤いでなめらかに整えることで、リップのキレイな発色もサポート。
みずみずしい発色がロングラスティング。ハイドロカプセル配合で、乾燥に負けないうるおいリップに!
するするとのび広がって、ピタリと密着。生命力あふれるツヤと血色で、ライブリーな魅力と色香を共存させる。
VOCEウェブサイトで、川村壱馬さんを大特集中!
川村壱馬が“壱軍コスメ愛”を語る! 動画もチェック!
川村壱馬の“壱軍コスメ愛”を語る
スキッパーシャツ ¥29700/アンデコレイテッド ニット ¥36300/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー)
撮影/岩谷優一(vale.) ヘアメイク/oya(KIND) スタイリング/庄将司 取材・文/中川知春
Edited by 松本 薫
公開日:
この記事に登場したコスメ(6件)