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【松本まりか】ひとりのときこそ、かっこつけて生きる

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【松本まりか】ひとりのときこそ、かっこつけて生きる

松本まりか、39歳。15歳での芸能界デビュー以来、思い悩む日々があったからこそ辿り着いた彼女ならではの美容道を紐解く。

ひとりでいるときの私を誰も見てないけど、自分自身は見ています

松本まりかさん

丁寧に暮らすことで自分の中に美を刻み込む

一人暮らしだし、家に人を招くこともそんなにありません。だから、家が散らかっていようが、だらしなく暮らそうが誰にも見られない。だけど、ひとりで過ごす自分の姿を、自分自身が見ているんですよね……! 誰も見ていなくてもその暮らしぶりが意識に染み込んで、美に影響する。そこに気がついてからは、暮らし方が変わりました。朝起きたら、華奢で美しい切り子のグラスでうがいをしてベッドメイクをし、バスルームの鏡や蛇口、排水溝もピカピカに。部屋には花やグリーンを置いて、窓を開けると新鮮な空気が家中に巡ります。眠る前には日記を書いて心を整理し、洋服から何から翌日の準備をすべて終わらせます。そしてワコールのナイトブラをつけ、ナナデェコールやプリスティンのオーガニックコットンのパジャマを着て、冷えとり靴下や医療用の着圧ソックス、アイマスクを装着。さらに、自由が丘のマイエジプトジャパンで購入したエジプシャンオイルやパロサントの香りで浄化も。

誰もがここまでやらなくてもいいと思いますが、私はだらけて暮らすとそれが顔やカラダに出ちゃうタイプ。人前に出る仕事をしている者として怠ってはいけない部分なんです。努めて美しく暮らすことには、驚くほどのすごい効能があって、毎日繰り返すうちに脳が騙されて、遠いようでいて外見の美に直結していきます。自分を律することは大変ですが、少しだけ背伸びをした状態でい続けることで、外側も内側も整えていきたいと願っています。自分を甘やかさないことが、結局は自らを大切にすることになる。美容というものは誰かのためではなく、自分自身のためにするものなのです。

心や環境を整えること。遠いようでいて実はそれが外見の美にも直結してる

松本まりかさん

【使用コスメ】

◆EYE

◆LIP

ひとりのときこそ、かっこつけて生きる

松本まりかさん

俳優

松本まりか/Marika Matsumoto

1984年9月12日生まれ。東京都出身。15歳でドラマ『六番目の小夜子』でデビュー。その後、2018年に放映されたドラマ『ホリデイラブ』で注目を集める。現在放送中のドラマ『ミス・ターゲット』(テレビ朝日系列)、5月17日公開予定の映画『湖の女たち』では、主演を務めている。

撮影/三瓶康友 ヘアメイク/中野明海 スタイリング/後藤仁子 モデル/松本まりか 取材・文/中川知春 構成/鬼木朋子

Edited by 髙橋 ミチル

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