皮膚科・内科医
友利新先生
友利先生がアンサー! 全方位ブライトニングQ&A
Q.ブライトニングケアを頑張っていますが、どこがゴールかわかりません
A.「白さ」には限界があるけど「透明感」は青天井です!
友利新先生
お腹とか二の腕とか、あまり紫外線に当たらないところが本来の自分の肌色。それ以上白くなることはないけれど、取り込んで反射する光の量は増やせるわけです。白さには限界があるけれど、透明感は天井知らずなんです!
Q.ブライトニングケアが効いている気がしません。どれくらい使えば結果が出るんですか?
A.最低1ヵ月は必要!
友利新先生
ターンオーバーの周期が約1ヵ月。蓄積したメラニンが排出され、健やかな角層が生み出されて……というメカニズムを考えれば、最低1ヵ月、本当は3ヵ月ぐらいは様子見を。でも潤いで満たされれば即時的な透明感は出ます
Q.1年間UVケアに力を入れるのと、ブライトニングに力を入れるのとどちらがおすすめ?
A.もちろんどちらも大事だけど、UVケアを怠ったらすべてが水の泡!
友利新先生
紫外線を浴びると角層は厚くなり、酸化、炎症、糖化が促進され、メラニンが過剰に増えてコラーゲンも破壊されます。透明感アップに必要な4つのケア、すべてを台無しにするので、紫外線対策はマストなんです
Q.レーザーや光治療を始めるか悩んでいます。やったほうがいいのはどんな肌?
A.濃いシミにはレーザー、赤みや黄みには光治療を。
友利新先生
悩みがはっきりしているなら美容医療の力を借りるのもアリでしょう。でもレーザーも光治療も、70点の肌を90点にするためのもの。50点の肌に美容医療をしても効果は出にくいので、まずはスキンケアで底上げしてからが正解
何も考えずに美容医療に
\飛びつくのはNG!/
Q.透明感のためのインナーケアはどんなものを取り入れるべきですか?
A.“飲む日焼け止め”は一年中摂って損なし!
友利新先生
ビタミンA、C、Eやコラーゲンに働きかけるサプリなども効果的。あれこれ飲むのが面倒なら、抗炎症や抗酸化効果のある成分がバランスよく配合されている“飲む日焼け止め”と呼ばれるサプリが便利だと思います
法則さえわかれば
透明感を高めるのは
\意外と簡単ですよ!/
撮影/岩谷優一(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/鈴木京子 スタイリング/槇佳菜絵 取材・文/穴沢玲子
Edited by 佐藤 水梨
公開日:
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