元でんぱ組.incメンバーで脱退後マルチに活躍している最上もがさんが、自身のスキンケアブランドの立ち上げに伴い「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを開始！ 働くシングルマザーとしてのスキンケアに対する想い、美容に対する向き合い方の変化など、奮闘された育児エピソードと共にご紹介します。
「育児中だからこそ、家族でシェアできるコスメが必要」
──現在「CAMPFIRE」でクラウドファンディングが行われているスキンケアブランド「mrum’s（モルムズ）」。最上さんがこのブランドを立ち上げたいと思われたきっかけを教えてください。
「出産してからずっと“子供と一緒に使えるスキンケアコスメをつくりたい”という想いが頭の片隅にあって、ちょうど育児が少し落ち着いてきた段階に入ったので、きちんと形にしたいなと思って今回立ち上げました。私は3年前に32歳で娘を産んだのですが、美容に時間をかける暇もないくらい育児に追われていたので、自分のスキンケアがきちんとできなかったんです。でも、肌質の変わる年代と出産が重なって、敏感肌になっていたので、今まで使っていたコスメが合わなくなったり、肌が頻繁に荒れてしまったりで……。赤ちゃんに対しては丁寧に保湿をしているのに、自分は合っているかどうかわからないコスメでババっと保湿するだけでやっていたので、“きちんと効果があるもので、同時にケアできるコスメがあったら本当に楽なのに”と、ずっともどかしかったんですよね」
──育児に真剣に向き合うからこそ、自分は後回しになってしまいますよね。
「そうなんです。自分のことよりも子供優先なので、お風呂から上がったらすぐに子供の全身を保湿して、髪をすぐ乾かして、風邪をひかないように急いで服を着させて、私はとりあえずのスキンケアコスメでパパッと保湿。その後夕飯の準備やら洗濯物やら、子供の就寝時間を気にしてバタバタとやっていると、髪は自然乾燥になってしまったり、スキンケア自体忘れて全て終わる頃には寝落ちしていたり。ひとくくりにオーガニックと言っても自分の肌に合うのかわからないし、高級なものが良いとも限らない。だったら、自分が納得のいくものに徹底的にこだわろうと思ったんです。理想を追求していくうちに当初予定していた費用ではおさまらず、クラウドファンディングのプロジェクトにしました」
──すでに商品も開発されているのですか？
「今はまだつくっている段階ですが（取材当時）、自分の肌はもちろん、娘、知り合いの夫婦など、性別関係なく色んな人にサンプルを試してもらって、使用した感想などを聞いて開発しているところです。家族全員でシェアできるスキンケアコスメ、というのがコンセプトなので、いろいろな世代の方に使えるものが良いなと思っています」
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子育てで食生活の大切さを実感
