薄肌がやりがちなNG行動に医師がストップ!
1:毎日シートマスク&ローションパック
髙瀬聡子先生
シートマスクやローションパックをするたび、赤みやヒリつきが出るならやめるべきでしょう。そもそもシートマスクは、スペシャルケアとして決められた頻度で投入するアイテムです。水分をたっぷり入れ込みたいなら、化粧水を2度塗り、3度塗りすればいいのでは。でもそれも、赤みが出ないことが前提ですよ。
2:ベースが薄いからとクレンジングは軽くする
髙瀬聡子先生
ベースメイクを薄くしたいからと、下地とコンシーラーだけで済ます人が増えていますよね。それはいいのですが、肌をよく見ると毛穴詰まりを起こしている人も多いんです。カバー力の高い下地やコンシーラーをしっかり塗っているのに、ファンデを塗っていないからとクレンジングを軽いものにしているのが原因だと思います。そのせいでここ最近、顔ダニによるニキビが急増中。毛穴の奥に詰まったメイクや汚れをエサに顔ダニが大繁殖し、それがニキビを引き起こしているんです。顔ダニは常在菌のようにどんな人の顔の毛穴にも潜んでいるものですが、それが活性化しすぎないようにすることが大事です。
3:メイクの濃さにかかわらず敏感肌向けのクレンジングを選ぶ
髙瀬聡子先生
軽いと思われるベースメイクでも、カバー力が高かったり皮脂や汗に強かったりすれば、洗浄力の弱いクレンジングでは落とせないことがほとんど。毛穴の奥に詰まったメイク汚れまでしっかり落とせるクレンジングアイテムを使い、きちんとメイクオフすべきです。ちなみに角質ケアで取り除けるのは肌表面の角質だけで、毛穴の奥の汚れまでは落とせません。
TOP画像:mapo_japan/Shutterstock.com
関連記事
取材・文/穴沢玲子 構成/剱持百香
Edited by 剱持 百香
公開日:
- 1
- 2