キレイな髪が遠のく【ダメ習慣５つ】。ヘアのウソ・ホントにプロが回答！

AYAMARさん

私の経験上、定期的に切ったからといって早く伸びると感じたことはありません。むしろ、１ヵ月に約１cmしか伸びない髪の毛を毎月切ってしまうと、なかなか伸びた印象が得られません。お客様には、２ヵ月に１度くらいのペースでのカットをおすすめしています。ロングヘアのようなフォルムが崩れにくいスタイルなら、３～４ヵ月切らずにいてもよいと思います。

AYAMARさん

シャンプーの頻度について『毎日洗うことが正解』という考えも多いですが、ご自身の髪が一日おきのペースでコンディションがよいと感じるならそれが正解でしょう。皮脂がベタつく、ニオイが気になるなど不快感があるなら毎日洗浄したほうがいいと思います。

AYAMARさん

ヘアケア剤は、高いものがいいというより、原価が高い効果的な成分は手頃な価格帯の製品に配合するのが難しいというのが実情です。そういった現状を打破して、幅広い人たちにハイクオリティのヘアケア剤を使って欲しいという想いで私自身も製品をプロデュースしました（製品は下記で紹介）。
ドライヤーに関しては、高価格帯の製品によく搭載されている自動で温度調節する機能は、頭皮にも髪にもダメージが少ないので美髪を目指すためにとてもいいと感じます。ただ、高価格帯のものでなくても、乾かしている途中にときどき冷風にスイッチして、温度が上がりすぎないようにするだけでも十分。扱う側のテク次第では、高いドライヤ―でなくても問題ありません。

AYAMARさん

マイクロバブルなど、洗浄効果を高める機能のあるシャワーヘッドは、日々のシャンプーでは取り切れない毛穴の奥の汚れまでオフできるので、髪の毛を育てる土台づくりにいい影響があると思います。とはいえ、マストではありません。シャンプー前にブラッシングをして汚れを落として泡立ちやすい状態を整える、モコモコの泡で地肌までしっかり洗うなど、日々のシャンプーをきちんと行うことでフォローできます。

AYAMARさん

ナイトキャップは、就寝中に髪と寝具が擦れるダメージを回避するために役立つので、絶対に使うべき、というのが私の考え。多くのお客様に後頭部や襟足の髪のダメージがあります。朝、髪が絡まっているなら、それはダメージのサイン。私自身も、寝ている間に髪が絡まっていたタイプなのですが、シルクのナイトキャップを取り入れたところ、翌朝まで髪がサラサラのまま。就寝時に髪が擦れないと、これほど切れ毛は減ってツヤツヤになるのかという驚きで大感動しました。ヘアキャップは、ヘアケアの中でもっとも効果があると実感しています。