新作ベースメイクの撮影現場がこちら
パウダーファンデにリキッドファンデ、フェイスパウダーやコンシーラーと、新作のベースメイクアイテムがスタジオに集結。ひとつひとつを撮影するのはもちろん、リキッドやクリーム、下地類は中身を出して撮影もするので、カメラマンは本当に大変です……。
マスク生活でこそ使いたくなる逸品が続々と!
この春夏は下地の選択肢がグッと広がった印象。自然にトーンアップしてくれるもの、毛穴をナチュラルにカバーしてくれるもの、皮脂テカを長時間防止してくれるものなど、これひとつで十分キレイな肌がつくれるんじゃない?と思われる優秀作がたくさん。もちろんファンデもマスクにつきにくい薄ピタ系が豊作で、2020年はほとんどファンデを塗らなかったという人もきっと手を出したくなるはず。
使うと使わないで大違い! ワザありツールをチェック
ファンデや下地はシチュエーションや肌質によって欲しい効果も人それぞれ。乾燥が気になる、ツヤが欲しい、毛穴を消したいなどなど、自分の肌にピッタリのアイテムは4月号の『ベースメイクBOOK』を見ていただくとして。ここでは、仕上がりに差をつけるサポートアイテムを紹介していきます!
01
エアブラシで仕上げたような、絶妙な肌トーンに!
手を汚すことなく、均一でムラのない肌に仕上げたいときにオススメしたいのがこちらのブラシ。
このブラシは中央がへこんでいるユニークな形状。そこにリキッドファンデ(写真はメイクアップフォーエバーの新作ファンデ、ウォータートーン ¥4900)を1~1.5プッシュ垂らし、頬の中心から円を描くように肌全体に塗布していくと……。
ベタッとつきそう……という想像を裏切り、かなり均一な塗り心地。ムラっぽくもならないし、クルクルしていくうちに薄膜のヴェールが肌を覆っていく感じ。仕上がりはとてもナチュラルで、“塗ってます感”は一切なし。平筆のファンデーションブラシだとテクスチャーによってはブラシの塗り跡がくっきり出てしまうこともあるけれど、このブラシは塗りムラも出ないし、なにより薄く均等に塗れるところがかなり優秀! 極薄膜を均一につくりたいという人は試してみてもいいかも。
こんな裏技的使い方もあり!
ちなみにメイクアップフォーエバーのPR担当、川口さんに聞いたところ、「リキッドファンデの“ウォータートーン”1プッシュと、下地の“ステップ1プライマー トーンアップパーフェクター”をパール1粒分、ブラシの凹み部分に入れて、ブレンドしつつクルクル塗布していくと、自然で明るい肌に仕上がります!」とのこと。ファンデ&下地のブレンドまでできちゃうブラシの凹み、恐るべし!
02
マシュマロより柔らか! プロ仕上げを約束する秀逸スポンジ
ぴたーっと薄膜でフィットするファンデが増えてきているけど、こうしたファンデは手でのばそうとすると筋ムラが目立ったり、均等な膜にならなかったりして、塗布するのが意外と難しいという声も。そこで活躍するのが、肉厚スポンジ!
顔の骨格にフィットする絶妙なカーブ、やわらかな肌当たり、細部も広い面もカバーできる複雑な構造。抗菌素材を使用していたり、衛生面に配慮して専用トレイがついていたりするのも、「よく考えられてるな~」と感激するポイントです。
肌に置いてからなじませる VS. 手の甲に出してから塗る
ファンデのスポンジ塗りはどっちが正解?
ファンデを顔に何ヵ所か置いておき、そこからスポンジでなじませるやり方と、まずは手の甲などにファンデを出して、スポンジに取りながら肌に塗っていくやり方があるけれど。何人かのヘアメイクさんに調査したところ、後者パターンを採用する人が圧倒的に多かった。ファンデによってはすぐに乾いて固くなってしまうものもあるから、肌に直塗りせず、スポンジにとって手早くのばしていくほうがキレイに仕上がるんだそう。
ムラなく均一に塗れる厚手スポンジで化粧崩れも最小限に
スポンジは均一でムラのないベースメイクに仕上げる重要ツールだけど、大事なのは厚みのよう。ペナペナの薄いスポンジだと無駄な力が入ってしまって肌が傷むし、なによりファンデのムラづきにつながってしまう、とヘアメイクさん談。薄く均一に仕上げたベースメイクは、くずれにくくなって美しさも長持ちする傾向にあり。指の力を軽減しつつ不要なファンデを吸い取ってくれる、ほどよい厚みと弾力のあるクレ・ド・ポー ボーテのスポンジなら、くずれ&ヨレも最小限に抑えられるはず!
03
マスク下を一瞬でさらすべにする便利アイテム、発見!
呼気でムレるせいか、マスクをしているとテカリが出たり、毛穴が開いたりしてしまいがち。だけどパウダーファンデやフェイスパウダーで何度もお直ししていると、いつのまにかすごーく厚塗りになってしまっていることも……。そんな悩みを軽やかに解決してくれるのがこちら。
普通のあぶら取り紙みたいな形状なんだけど、実はパウダーファンデつき! サッと肌をなでるだけで皮脂などを吸い取りつつメイクしたばっかりみたいな肌に整えてくれるという、あぶら取り紙とパウダーファンデが一緒になっちゃった便利品である。
紫外線防御効果もあるなんて、偉すぎない!?
そんなの使わなくても、あぶら取り紙とフェイスパウダーでお直ししたらいいじゃない、と言うなかれ。これ、SPF40・PA+++なんですよ! マスク下のベタベタ&ムレムレ肌をサラッと整えつつ、うっかり日焼けまでも回避できるうえに、ほんのりパールも入っているからトーンアップもできちゃうって、スゴすぎませんか。小鼻など皮脂が出やすい部分はしっかり押し当てるように、頬など広い面をサラサラにしたいときは軽くすべらせるようにつけるのがポイントだそう。パウダーが付着した部分を軽く指の腹でなじませれば、粉が肌にフィックスしてしっとりした仕上がりに。「今日はバッグが小さいから、お直し用のファンデは持ち歩けないな……」なんて日も、サラスベ肌をあきらめなくてもよくなるんです!
どうせマスクしちゃうからと、日焼け止めしか塗らなくなったという人も増えていると思うけれど。水分補給したりランチを食べたりと、マスク下の顔を晒す機会は意外と多いもの。外した瞬間「顔色悪っ!」「毛穴開いてる」「テカリがやばい」という事態を避けるためにも、お助けアイテムを上手に活用して!
構成・文/穴沢玲子
Edited by VOCE編集部
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