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【ルーヴルドー】
熱で乾かすのではなく、水分を振動で微細にして風で飛ばすという機能で「ドライヤーなのに傷みレス」と話題を呼んだ復元ドライヤーのサロン仕様。低温・マイナス電子・育成光線に着目した風が美しい髪の必要条件である湿度50%を実現する。全身にもいい影響があり、肌がキュッとする期待も。
◆髪が乾くまでの時間
10分30秒
◆毛先の幅
20㎝
「反射するツヤが輝く面積が広く、見た目の美髪印象は拍手もの。しっとり感とふんわりとした軽さを両立し、柔らかさも。今回試した6品の中でも一番まとまった実感あり。髪が硬く、広がりやすい人におすすめ」(伸江さん)
「根元のボリューム感がしっかり出て、アホ毛がベースの毛になじむのが特徴的。髪の乾燥状態を緩和するので、顔まわりのうねりやダメージも感じにくくなります」(伸江さん)
【総評】テクニック不要! 適当に乾かしても美髪必至の優秀品
「特筆すべきは、湿度キープ力! どれだけ髪に風を当てても乾燥する気配がしないような安心感があり、モードを切り替えなくてもツヤのある、まとまりのいい“サラうる髪”に辿り着けるので、ドライヤーブローに自信が持てないような方にイチオシ。肌が喜ぶような機能も魅力的。髪を乾かすだけで、頭皮もケアでき、顔やボディもケアでき、リフトアップ!? というのだから、まさにオールラウンダー。コスパを重視される方には太鼓判!」(伸江さん)
<美容ライター金子優子の深堀り&ガチ体験レポ>
POINT1 振らずに髪に近づける。当てるほどに髪が元気に!
最初、ドライヤーらしからぬ(!?)ぬるい風に驚き、「コレで乾くの!?」と思ったが、手に触れる髪の水分量がぐんぐん減っていき、思いのほか、ドライ時間は短いという印象。高温タイプのドライヤーのようにドライヤーを振ったり、髪から遠ざけてダメージを回避する必要はなく、ルーヴルドーは、振らずに、髪に近づけて、ゆっくりじっくり風を当てて使うことが推奨されている。潤いやツヤ、リセット力に結びつく育成光線やマイナス電子をじっくりと当てることができるのは、低温だからこそのメリット。
POINT2 27分かけ続けても乾燥&静電気しらずだった保湿力
長い間使い続けても髪が乾燥する感じがないので、思い切って乾燥するまでかけてみようとチャレンジしたものの、27分経ってもサラうる感に変化はなく、腕が疲れてギブアップ(笑)。一般的なドライヤーであれば、髪がとんでもないことになりそうだが、ルーヴルドーならいたって普通で、むしろ「今日、髪がまとまっているね」とお褒めの言葉をいただいてしまったりして。髪が多い人や乾きにくい髪質でどうしてもドライ時間が長くなりがちという人でもダメージを回避できるのは間違いなさそう。
POINT3 ヘアケア力を超える衝撃。頭皮の酸化臭が激減!
巷で話題になっているリフトアップ効果については、正直、短期間では感じとることはできず。ただ、普段なら肌の乾燥が気になり、ドライヤーの風は避けたいと感じるけれど、肌にいい風ならと安心して浴びられる、そんなストレスフリーなところは好感度大。なにより一番驚いたのは、頭皮の酸化臭からの解放感。調べたところ、このドライヤーが誇る育成光線には、頭皮のニオイにつながる過酸化脂質をできにくくする働きがあるそう。そんな“ニオイ対策風”が超低温だからこそ、じっくり頭皮に当てることができた結果として、得られる効果に違いない。これは、ニオイケアのみならず、頭皮環境にも働きかけるそうなので、未来の髪にも違いが出そうな予感。
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サロン帰りのような仕上がりなのは、リファ!
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