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【ヤーマン】
約60℃の低温×大風量で潤い保持力と速乾性を追求。付属のコーム型ヘッドで仕上げれば、プラスに傾く髪の表面をマイナスのイオンで密着。“潤さら髪”がお好みの人に。
◆乾くまでの時間
8分59秒
◆毛先の広がりの幅
21.5cm
<美容ライター金子優子の深堀り&ガチ体験レポ>
POINT1 コーム付きドライヤーという新しいアプローチ
数々の名品美顔器を生み出してきたヤーマンがその分野で培った先端テクノロジーを集約させたというだけあり、風ではなく、電気の力でツヤのある美しい髪を育むというこれまでの常識とは一線を画すドライヤー。まずは、コームなしで湿り気が残る程度までドライしたら、コームを付け、とかすように仕上げるのだけれど、このひと手間でツヤ感が一気に急上昇する。大きめのドライヤーの先端につけた小さなコームを髪の表面に当てるという動作が多少難しく、慣れるまでに時間は要するものの、そのハードルさえ超えれば、鏡のような明るいツヤ感が手に入るので、がんばる価値はありそう。
POINT2 マイナスイオンが密着する独自技術で静電気レス!?
ヤーマンの独自技術、モイスチャーパルスがもたらす美髪効果が注目どころ。髪はプラスイオンが多い状態だと静電気が起きやすく、キューティクルが剥がれてダメージを受けやすいといわれており、その状態を緩和するためにマイナスイオンを噴射するドライヤーが活躍するのですが、このヤーマンは、マイナスイオンの密着力に違いが。コーミングしながら使うことで髪をダイレクトにケアでき、髪の表面にマイナスイオンをピタッとつけることができるそう。ドライ後のパサつきを感じないだけでなく、切れ毛や短い毛の毛羽立ちがかなり落ち着き、髪の表面がつるーんっと! コーミングでケアした後の髪は、今回試した6台の中で静電気が一番起きにくいと感じました(余談ですが、コートのフードをかぶると、静電気で放射状に髪が広がってしまう娘の髪が、このドライヤー使用後は、“無反応”だったのにたまげました)。
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人気ドライヤー6品の徹底比較検証、ご堪能いただけましたか? 今回は、各メーカーの先端技術が搭載されているドライヤー界の“神6”ともいえるラインナップだったため、どれも優秀だったというのが正直なところ……。髪悩みを解決するために、どういった機能を必要としていて、どんな仕上がりを目指すか、理想を叶えるポイントが選択のカギになるでしょう。今回の記事がその参考になればと思います。ちなみに、ハイダメージヘアで髪が乾燥してスカスカで、うねりに悩んでいる私は、パナソニックをAmazonで購入。ただ、コーム付きで髪に直接当てるヤーマンの新しさにひかれる部分もあり、まだまだ、追加購入も検討中。最新のドライヤーのすごさ、ぜひ皆さまも実感して!
撮影/金栄珠 取材・文/金子優子
Edited by VOCE編集部
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