【JOY、美容家を目指します！】化粧品成分レッスン！！主剤・生体成分類【消炎、シワ改善、保湿】編episode.13

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そして、成分を語る上でなくてはならない存在なのが、スキンケア３大成分ともいえるヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド。

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さすがです。まずヒアルロン酸というのは、美肌を保つために生体が作っているもの。肌の真皮の表、裏にしっかりと水分を抱えてくれる成分で、みずみずしい肌を保つための保湿成分です。

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そうそう。真皮に打つとたるみやシワをフワッとさせて目立たなくさせるという効果があるんだよね。ちなみに、ヒアルロン酸という成分は化学合成ができなくて、昔はニワトリのトサカから抽出していたんですよ。

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そう、だからすごく高級な成分でした。今は培養技術によって微生物からヒアルロン酸を作れるようになったので、幅広い化粧品で使われるようになったんです。

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2つ目のコラーゲンは、肌の真皮にハリを出す成分。一般的に肌がぷるんとなるイメージがあると思うけど、実際はヒアルロン酸と同じく保湿成分なんだよね。肌表面に水分を保持して、しっとりとさせるみたいな。

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昔から、処方がしやすくて使いやすい成分だからね。動物由来のコラーゲンも植物由来のコラーゲンも使われるし、比較的お手頃な価格です。

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そして３つ目の成分はセラミド。さっきライスパワーのときにも話したけど、角層を保湿してバリア機能を高めるためには、このセラミドが一番大事なんですよ。なかなか抽出が難しい成分ではあるんだけど、花王がこれと同じような成分を合成して作ったのが、セラミド類似成分の始まり。今ではいろいろな方法でセラミドを作れるようになったので、割と幅広い化粧品に入っています。

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そうだね。キュレルは、一番最初に花王がこのセラミドという成分に着目した商品で、化学合成で同じような効果をもたらす成分をつくり込んだ商品。もちろん安全性があるもので、ね。乾燥による目尻のシワや、肌が荒れているときにも使いやすいですよ。ハンドクリーム代わりにも。