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【JOYの、はじめまして美容。】episode.1「男の肌づくり(=ベースメイク)とは?」
今回の先生は……
ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさん
雑誌を中心に多くのビューティ企画を担当。誰にでも取り入れやすい好印象メイクに定評がある。化粧品会社の美容部員として働いていたスキルと知識を活かし、美容のお悩みを幅広く解決する理論派ヘアメイク。
Instagram:@kaorimake
<episode.15>
自分のなりたい印象は、目元の色で作るべし!<前編>
長井かおりさん(以下N)
JOYさんお久しぶりですね! 1年前と比べてかなり美容の知識がついたと聞きました。今日はメンズのカラーアイメイクに挑戦したいんですって!
N
ビューティエンターテイナー!? 素晴らしいね、今日のレッスンが楽しみ。ちなみにJOYさん、今までカラーメイクってしたことある?
J
昔、ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』に出演させていただいたときにやりました。僕は芋虫の役だったので、目の周りに緑と黄色を塗っていました。……ちょっとちょっと、みなさん芋虫で笑いましたね? 僕、芋虫だけど高畑充希ちゃんと共演してますからね?
N
(笑)。芋虫ということはきっと華やかなメイクだと思うけど、男性の中にはそういう舞台でするようなものがカラーメイクだという印象を持つ方が多いかも。でも、今日のJOYさんみたいにシックな色のお洋服を着ているときに、ほんの少し色をつけるとすごくおしゃれになるんだよね。
J
そうなんだぁ。確かに目の周りが変わると全体の印象が変わりそう!
N
そうそう。ネイルと目元の色をリンクさせたりね。今日もJOYさんの爪をネイビーにしてみたけど。
N
違う違う(笑)。カラフルな服装のときは色をつけると派手になることもあるけど、シックな服装のときに爪や目元に色があると、おしゃれのポイントにもなるから全然アリ。ちなみに今日は、男性が日常使いできるコスメの色を選んでみました。
J
へぇ〜楽しみ! なんかでも、結構派手な色もありますね。パープルとかミントっぽいやつとか。
N
そうそう。でも、こういうパキッとした明るい色でも裏技を知っていれば、どんな色も肌になじむんです。その裏技が……まぶたに“影を作る”こと。実は、JOYさんはこの工程をすっ飛ばせるの。
J
えっ、なんで? ホリが深いから?
N
その通り! ホリが深い顔立ちの方はもともと自然な陰影があるから、鮮やかな色をそのままのせてもなじみます。逆にシンプルな顔立ちの方は、一度ブラウンをのせて陰影を作ってから、その上にカラフルな色をのせるとすごく穏やかになじむんです。そういうときに使えるのが、眉用のアイブロウコスメ。
J
眉毛用のコスメを使っていいんですね? でも僕はナチュラルシャドウがあるから工程を減らせるのか、ラッキ〜♪
N
イエス! そのナチュラルシャドウがない方は、薄めのブラウンを一度まぶたの上にのせて影を作ってあげるのが、カラーメイクを失敗せず楽しむコツです。
もともと陰影のあるJOYさんは、いきなりカラフルな色をのせるところからいきますね。まずはカラーメイク初心者の方のファーストステップでおすすめの暖色カラー、オレンジからスタート!
J
オレンジがファースト!? まだちょっと不安だけど、よろしくお願いします!
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好印象が高まる“オレンジ”カラーeye
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