彩凪翔の『ハンサムレディメイク』解説 by CHIHARUさん
ヘア&メイクアップアーティスト
CHIHARU
love me 塾 主宰。1986年、宝塚歌劇団第72期として入団。雪組と花組に在籍し、男役スター、矢吹 翔(やぶき しょう)として活躍。在団中からメイクの勉強を始め、国際ライセンスを習得。2004年に退団した後は、プロのヘア&メイクアップアーティストとして独立。その時代に活躍するタレント、女優、俳優、モデル達に絶大なる信頼を得る。
現在は、雑誌の表紙や女性誌のビューティページ、CM撮影のヘアメイクのほか、宝塚歌劇団の公演ポスター、カレンダー、写真集、舞台のヘア&メイクアップのプロデュースを始め、美容セミナー、メイクアップライヴ、講演、TV出演など、幅広く活躍している。
オフィシャルブロク「CHIHARU’s DIARY」
EYE
CHIHARUさん
男役卒業記念的なイメージでつくりました。衣装はパンツスーツだけど、カラーはピンク。宝塚的なくどさは一切ない、サッパリとした洋服なので目元は王道ブラウンでグラデーションを。少し光沢を入れて女性らしさも出したかったので、上質な光沢感が宿るトム フォードをセレクトしました
CHIHARUさん
黒目の下に少しだけ色を入れるのが今の気分。今季はウォームカラーが旬なので、オレンジをセレクト。翔くんは面長なので、黒目の下に少しオレンジを仕込むことでバランスもよくなります。
EYELINER
CHIHARUさん
上まぶたの目頭部分と、下まぶたの目尻側にはカーキでラインを仕込んでいます。これを黒でなくカーキで入れるところがキモ。現役時代ならキュッとブラックで“締める”方向だったと思いますが、カーキはグンと“広がり”が出ます。締めながらも広げる、という最適なニュアンスが狙えるカラーです。
CHIHARUさん
カーキを入れた以外の場所はインラインとしてグレージュカラーを入れています。カーキで広がりを出したので、インラインも漆黒ブラックではなく、ちょっとヌケ感のあるカラーを。影感を仕込める程度のカラーをセレクトするのがポイントです。
CHEEK
CHIHARUさん
目元は少しシックな印象なので、チークはオレンジでヘルシーに。黒目下に入れたオレンジとも繋がりが出るので、絶妙なバランスが取れます。
LIP
CHIHARUさん
目元にポイントがあるのとハンサム感を演出するために、リップはぷっくり見せるプランプタイプのオレンジ系ヌーディベージュをオン。
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彩凪翔さんへ突撃質問!
この記事に登場したコスメ(4件)