ブラウンのワントーンでハンサムウーマン
「秋の訪れを感じさせるようなシュガーレスで端正なメイクを合わせるのが気分」
媚びない色たちで秋のハンサム顔に
ストライプシャツにジャケット、たっぷりとしたシルエットのパンツ。古い洋画に出てくるオジさんみたいな(笑)スタイリングは、実は私服でもよく選ぶスタイル。どんなふうにメイクで味つけするかを考えるのがとても楽しくて。真っ赤なリップをアクセントにしてドラマティックに仕上げるのも素敵ですが、この秋は、服とテンションを揃えてシュガーレスなメイクにするのが気分です。そのぶん、パールのアクセや端正な雰囲気のブラックのバッグなどでバランスを取ったりして。
目元は、黄みの強いベージュシャドウとカーキのアイライナーといった秋らしい色合わせにしてみました。それに合わせる眉は太めで、ちょっぴりハンサムな雰囲気に。今回のアイメイクは、目を大きく見せるというより、ジャケットやパンツの世界観とリンクさせてみました。リップとチークもベージュ系を選んで、血色レスに。ネイルはカーキ。髪もつくり込まず、ゆるっと、ラフに。
この秋は今回みたいなジャケットスタイルを楽しみたくて、涼しくなったら着る予定の秋のジャケットがすでにクローゼットに何着もスタンバイしています。メイクもさまざまな雰囲気にトライする予定なので、またご報告しますね。
Eye まろやかな色合わせで印象的なマナザシに
パレット右上を上まぶたのアイホールにぼかす。目頭は強めに、目尻にいくほど淡く。アイラインは上まぶたの目頭から目尻まで。目尻は5mmほど延長して、やわらかく目元を締める。
Lip 血色レスなベージュを透けマットで柔らかく
リップは唇の輪郭通りにオン。血色レスなピンクベージュは、薄膜のマット質感を選ぶとハンサムな中にも柔らかさが宿せる。
Cheek 骨格を優しく際立たせ甘さをひとさじオン
くすんだ色みが洒落てるベージュチークを、頰骨に沿ってごく淡くのせて。骨格をさりげなく浮き立たせながら、ほのかな甘さをひとさじ加えて。
Nail 秋めくダークカーキでハンサムムードな指先に
スタイリングの世界観ともリンクするカーキネイルは、二度塗りでしっかり、つややかに発色させて。こっくり深い色みがハンサムムード。
撮影/堀越照雄(TRON) ヘア/津村佳奈(un-ami) スタイリング/石関靖子 取材・文/中川知春
Edited by 大森 葉子
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