退団後初のインタビューでVOCEに『凪様』こと彩凪翔さんが登場したのは5月1日。彩凪さんの歌劇団在団中、そして“今”に迫った取材は公開初日から大反響を呼び、「凪様のインタビューをもっと読みたい!」、「彩凪さんのメイク企画はできませんか?」とファンの方々からたくさんの問い合わせが。 そこで『彩凪翔大特集』をなんと9回にわたってお送りいたします。
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過去2回の『彩凪翔・妄想メイク』は「フェミニンさのあるスーツ姿が絶妙バランスで素敵すぎ」、「今までにない凪様がそこに……♡」「萌え袖とか、逆に萌えちゃいます!」と大好評。そして『妄想メイク』のトリを飾るのは、あっと驚きの超大変身! 凪様の新たな“女優道”を飾るモーメントになりそうです!
彩凪翔の妄想メイク③
もし、凪様がオードリー・ヘプバーン的な王女様になるなら……『ノーブル銀幕女優メイク』に挑戦
宝塚歌劇団を卒業して、約半年。
凪様が唯一無二のキラリと光った男役だったという事実は変わらないけれど、次に目指すステップはやはり、“女優”。自分が何を目指して、どんな道を歩むのか——。凪様の中でも、まだ気持ちは揺れ動いている途中。
でも、凪様は「CHIHARUさんがメイクしてくださるという貴重な機会を頂けたのだから、これをきっかけにして大きな一歩を踏み出してみたい!」と大きな決断を下した。『ハンサムレディ』から『ゆるふわガーリー』と段階を追って新たな自分を開拓してきたけれど、その最後に選んだのが『ノーブル銀幕女優メイク』——。
前髪を斜めに流してタイトに整えたショートヘアにシンプルながら凛としたメイク、そして仕上げにデコルテが大きく開いた大胆なカッティングのドレスに身を包んだ凪様は、まさにどこかの国の王女様。それでいて少しやんちゃな表情を見せるところなど、さながら、映画『ローマの休日』で大使館を抜け出し、自由奔放にローマの街中を走り回ったオードリー・ヘプバーンが演じたアン王女を彷彿とさせる。
凪様の美しさは、男役であろうが、女優であろうが一切揺らぐことがない。
女優として歩み始めたばかりなのに一瞬にしてこの風格を出せるのが、やはり宝塚歌劇団で一世を風靡した『彩凪翔』の真骨頂だ。
「芯のある女性でいることが目標なんです——」。
インタビュー中に幾度となく口にしたその言葉と、このメイクで見せた“強い意志”を感じさせる表情こそ、『彩凪翔』が将来に向けて抱いている覚悟の表れ、なのかもしれない。
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彩凪翔「ノーブル銀幕女優メイク」のポイント!
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