教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
金澤美保さん
【検証方法】
ヘアメイク金澤さんが新作を実際に試して、落ちにくさを見極める予選を行い、アイテムを選抜。勝ち抜いたアイテムにスチーマーを5分当てマスク蒸れ崩れを、クリームを塗ったコットンを10秒のせて皮脂崩れをチェックした。
(1)プロが自ら“予選”を実施!
\厳しい目でジャッジ!/
(2)水分、蒸気への耐性をチェック
\スチーマー5分/
(3)油分への耐性をチェック
\クリームコットンで10秒/
検証結果【アイブロウペンシル】
<ジルスチュアート>
濃すぎず薄すぎないほどよい発色で描きやすさ◎
眉尻が油分で消えてしまい、直線的な形に。表面のパウダーっぽいふんわり質感が少し薄れるが、水分には強い。
<ディオール>
眉尻までするする描けるなめらかさはピカイチ
水分ではほとんど変化なし! 油分で毛の隙間が薄くなり、少しムラ感ができたが、フォルムは眉尻までキープ。
<ボビイ ブラウン>
水分、油分に負けず、繊細な仕上がりをキープ
水分&油分実験後もムラにならず、むしろフィックスされたような定着感が。明るい色だけど薄れもかすれもなし。
<キス>
濃くつきすぎず、地眉になじむ自然な仕上がりに
油分で眉の上側がわずかに消えてしまったものの、全体的にはムラにもならずナチュラルな印象を維持している。
<メイベリン>
ペンシルの手軽さで、パウダーみたいなふんわり仕上げ
油分で眉尻側が消え、隙間から若干肌感が見える。一方、水分では落ちや薄れもなく、じっくり見ても変化なし。
<ファシオ>
眉の隙間をナチュラルに埋めやすい細芯タイプ
油分で眉の上側の輪郭がやや消えてしまった様子でフォルムに丸みが。全体に色づけたカラーは薄れしらず!
ヘアメイク金澤美保さんが教える!【落ちない眉メイクの3ヵ条】
(1)描く前にフェイスパウダーを仕込む
表面に油分があると、色がのらず落ちやすいのでお粉を。アイシャドウブラシで、眉の下の肌までしっかり入れ込んで。
(2)描いたらスクリューブラシでおさえる
色を眉に密着させるため、ペンシルやパウダーで描いた部分にスクリューブラシを。擦らず、ギュッと押し当てる。
(3)アイブロウコートを活用する
仕上げた眉をさらに落ちにくくするなら、アイブロウコートを。目頭から目尻へ毛流れに沿って、とかすように塗る。
撮影/伊藤泰寛(人物)、藤本康介(静物) ヘアメイク/金澤美保 モデル/軍司由稀、八木ナツホ(VOCEST) 取材・文/小池菜奈子 構成/佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
公開日:
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